電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

時代を変える旅に出よう

なんて大袈裟なタイトルをつけてしまったが(ボ・ガンボスは、結構好きだった)。

石井の発言にヒヤヒヤ…全柔連が取材止めた

石井慧の発言は、的を射ていると思えば、微妙に外していたりして、その外し方がまた面白かったりする。歴史と伝統があるからというより、その出自のせいか、アマレスと比較すると、柔道の世界は固い。それはしょうがないと思うんだが、言いたいことくらい言わせてやれと思う(実際、どこまで強制的にしゃべらさないようにしているかと言えば、それは微妙だと思うんだけど)。

彼が負けた時(という言い方は抽象的過ぎるけど)、今持ち上げているマスコミは、ズドンと落とす。21歳という年齢、まだ学生である社会経験からして、理屈では理解出来ていても、実感としては納得出来てない筈で。

だけど、世の中そんなもの。

メディアに登場する各界著名人も、それを報じるマスコミも、とにかくヌルい。昔からヌルかったんじゃなく、ここ10年くらいに、その傾向が特に顕著に加速して。叩かれた側は、言論で対抗せず違うカタチの報復手段を取る。そうすりゃ簡単に言論なんて封殺出来ることに、末端まで気が付いてしまったからだ。そして、その反動としてのネットでの罵詈雑言。表裏一体だよね。

よく右翼が何か示威活動をやると「言論の自由へのうんたら」とか言い出す奴がいるが、もっと巧妙な手段で、日本の言論はとっくに封殺されていて、それは勿論、資本主義というものがそういうモノなのである。

でもさあ、裏でコソコソやるより、表で詰り合った方が、涎が出るほどエンターテインメント。