電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

昨今の八百長論議にヘキヘキ

勿論、辟易。とか書いておかないと、本気で書いていると思われるからな。大昔、電脳格闘技界(苦笑)の自称スーパースターが、自信満々に書いた誤用というか、辟易をヘキエキと読めずにヘキヘキと書いてしまったというだけの話。と、説明すると、ほら面白くなくなっちゃった。

ニフティ時代からのネット野郎(失礼!)、そして、総合の世界では最も競技性を重んじている修斗の熱烈ファンである、うしをたおせさんの、今回の「K−1 MAX」に対する文章。

【usilog】
K-1ファンでないがK-1を見続けているものが語る今年のK-1MAX

言いたいことは、ほぼ、うしさんと同じ。さすがという感じ。

自分は、10年以上前に、ネット草創期での八百長議論に参加して、延々色々議論やら何やらをやり始めたのが、単なるライトなファンから、マニアになっていくキッカケでもあり、逆に言えば、延々そういう話を考え続けることにより、競技について、興行について、理解が深まったという経験を持つ。勿論、現在、自分が主催者側になってみれば、そういう話は、例え過去の自分がまったく関わってない頃の話であっても、一番書き難い話でもある。

と、ここまでを前提として。

とにかく、昨今のネットは、レベルが低過ぎる。どこにも深い議論など存在しない。深まろうとする意思を感じない。少なくとも、上記のうしさんの理解を超える文章など、どんなに探しても見当たらない。明らかにあの頃のアミューザ周辺でやっていたことの方が、レベルが数段、いや数十段高いんだもの。

つまり、面白くないのだ。

どうせやるなら、面白い議論をすればいいのに。つまり、物事を考えることを楽しむのが目的ではなく(当然それは他者の視点を必要とするものだ)、単に自分以外を貶め叩くことが楽しいだけなのだ。ネットは変わってしまった。もっとハッキリ言えば、文章を書くレベルに達してない人間でも、書くことの出来る環境が整備されてしまったことが、間違いなのだ。ネットを、免許制にせよ。辟易をヘキヘキとしか書けない奴は、モノを書いてはいけない。とか言いながら、国がそういうことやり始めたら、とりあえず反対してしまうんだが。

格闘技をあまりに見すぎて変な境地にたどり着いちゃったのかな…。

そんなことないと思います。だって、今回の魔裟斗に感動出来ないなら、格闘技なんて見る必要がないと思うもの。もうそれは興行とか競技とか、そういう問題じゃなくて。