電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

毒を食らわばルールまで

うわあ、DREAMのスーパーハルクトーナメントは凄いなあ。色々な意味で、総合の世界からの魂の叫びが聞こえてくるようなメンツで。しかし、ここまで体重差が大きいマッチメイクは、やはりデカい方が圧倒的に有利だと思うんですわ。サップ・ミノワマンは、サップ。ムサシ・ハントは、ハント。ソクジュ・ノルキアは、ノルキア。で、ホンマン・カンセコは、勿論、ホンマンと。そうすると準決勝は、これはもうK−1ルールがいい。全員経験者なわけで。それを、TBSのK−1MAXに続くブランドとして、K−1ハルクでバラエティ番組を立上げ、決勝はさらに思い切って腕相撲かなんかにして、優勝者は、曙さんと相撲対決とか。その番組の中で、フェザーやライトのピリっと真っ当な総合の試合が何試合かあるみたいなカタチで。何か、総合を救う為の手段は、既に総合であることを止めてしまう必要があるというか。数字を取ることを目的とするなら、もうそのくらいやってもいいような気がする。

一番悲しいのは、TV番組の作りとして、ライトやフェザー級も総合、スーパーハルクトーナメントも、同じ総合という扱われ方をして、やっぱりデカい奴らの大味な殴り合いが面白いよねということになって、ライトやフェザーはつまんね、になること。そうならない為にも、思い切って、それは総合ではないもの、という扱いにしてしまった方がいいんじゃないか。ムサシとソクジュが入っているのが、あまりに中途半端な気がするので、その2人はライトヘビーのワンマッチにして、ハルクTには、キン肉マンとかボビー・オロゴンとか入れて。あるいは、そんなにムサシとソクジュを使いたいなら、総合チーム対K−1チームの、チーム対抗戦にして、3分4ラウンドとかで、K−1ルールと総合ルールを繰り返すとか。そんなことを思いました。