電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

アメリカに美味いビールなんてあるのか

UFC100はいつもの通り面白かったが、珍しく競技以外の部分で、レスナーバドワイザー罵倒事件が、また面白かった。さらに面白いのが、あの失言が「WWEそのもの」的であることを、ダナだけでなく、レスナー本人まで言ってること。ええーっ。それは違うだろー。WWEだってスポンサー罵倒したらマズいに決まってるだろー。アングルでもない限り。レスナーは、リアルファイトだからこそ、アドレナリン出まくりで、思わず口が滑ったわけだ。プロレスだって暴走はいくらでもあるとは思うが、それにしたって、今回のスポンサー罵倒は、当たり前に考えれば、最も非WWE的行為だと思うんだが。

とっくにカミングアウトされている米国で、元チャンプまでが、当たり前のように本質を外したことを言うわけで、町山智浩曰く、アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らないのであるからして、プロレスがカミングアウトしていることを知らない奴が、いっぱいいるんじゃないか。ひょっとして、レスナー自身が知らなかったりして。とか妄想が広がってしまった(ので面白かった)。