電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

二極化するネット文化の狭間

いきなりツイッター雑感。

ミクシィを始めとするSNSが出てきた時「ああパソコン通信(もしくはニフティ)にそっくり」と言う人は多く、その記名性から発生する「表面上友好、だけど実は冷たい火花」的な感じといい、マイミク切った切られたのイザコザといい、発生する喧嘩(?)の内容からして、自分もそう思ったんだが、一方、ツイッターはあれですな、ブログ登場以前のネット黎明期に、一時期コミュニケーションツールとしてはメジャーであった、掲示板文化(というと大げさなんだけど、他に表現しようがないので、この項ではこれで統一)、あそこから直結しているような気がする。

掲示板文化は、徒花というか、無記名性と無責任を強調するような方向で、2ちゃんねるに回収されてしまい、逆のベクトルは、ブログとSNS文化に回収されてしまった。つまり二分化・二極化したわけですな。ミレニアム前後の掲示板文化に、チャット/メッセンジャー的な即時性を持ち込んで、2ちゃんの方向にも、ブログ/SNSの記名性と責任の強調の方向にも振らないバランスを維持しようとすると、ああいうシステムになるのではないか。

などと、始めて数日で見切ったつもりで分析してしまうのが悪い癖。