電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

パウンドのある風景

紙プロポッドキャストに、茂木Pが登場! これは面白い(メモ8もネタにされています)。

【kamipro.com】

で、ここでも、ジュエルスとヴァルキリーは、それぞれ個性があって打ち出しは明確みたいな話になっていて、トークショーの時でも、司会のセラチェン春山くんが、それを言っていたんだけど、さてそれはどうなのかという話。

紙プロの件、そもそもの経緯として、9月末発売号で、チョロさんがした間違いが、あれっ? という感じのモノであり、つまり関係者と言っても、濃いマニアと、女子をよく見ているごく一部の関係者のみにしか、その差別化は伝わってないというのを実感した。ゴン格の藁谷さんと話していても、それをさらに実感。

考えてみれば、女子という縦軸で、総合・キック・ボクシング・柔術と、さらにはレスリングや柔道まで、女子の格闘技全般を観ているのは、逆に格闘技一般を見ているわけではない、女子のみファンや、自分のような関係者以外はごくごく少数であって(いや自分だってレスリングや柔道はテレビでやっていれば観るという程度だ)、そうか、これは自分が書かなくてはいけないのかも思ったのだ。

茂木Pも、上記ポッドキャストで話しているし、実は今月は、ゴン格さんでも紙プロでも、自分が登場して少し話している(詳細はもう少し明確に情報出てから宣伝します)。が、もう少し丁寧に説明しておかないと、さっぱり伝わってない感じで。

話は、少し遡る。2006年から07年くらいの時期に、スマックガールの運営にコアに関わっていた人間で、パウンド解禁推進派だったのは、端的に言ってしまえば、自分一人と言ってもよかったかもしれない。要はシステム/ルールの問題として、スマックガール活動停止後、ジュエルスとヴァルキリーというふたつの団体が立ち上がったのは、ある意味必然だったともいえるわけで。ここが、意外と伝わってないことを実感する。つまり、内輪揉めで分裂したとか、そういうゴシップ的に解釈されることが多く。

そうではないのである。結局、総合格闘技、女子の総合をどう捉えるかということで、考え方がまったく違ってくる。トークショーでは、仲いいところも見せていたものの、こと競技に関する考え方が違う、久保・佐伯という2人がリードする2つの興行が、同時進行することは、ある意味必然なのだ。

他のプロモーションの話は予想でしか話せない。話せないんだが、少し現状の女子総合について、キチンと書いてみようと思う。短期集中連載になります。