電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

理想の封建主義に到達したシンケンジャー

いよいよあと1回。ホントに凄いぞシンケンジャー。あと、ナンパーマン・松澤一之のコケ最高。姫のパンツとか箪笥から探してきて、晒して欲しい。

丈瑠が、思い切って婿に入るとか、控え目に老中に任命とか、そのあたりまでは予想していたんだが、そうだよな、確かに殿が殿であり続ける為には、養子が最も手っ取り早い。

能力主義的抜擢でありながら、家臣との関係やら、その根底には、仁やら徳やらが存在しており、これはもう呉智英的封建的の理想状態であって、高々戦隊モノがその境地に達してしまったことに、我々はただもう溜息をつくしかない。スタート時点から、今時、何が殿だよ侍だと思わせた錯誤感は、ここに来て現代にも通用する価値観に止揚され、冬の日の朝日のように赫奕と立ち昇るのである。