電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

時代は動き始めているのかもな

ううう、貴乃花親方、当選しちまった。まさかなあ。これからが大変だ。

と思ったものの、よく考えたら、大相撲協会の理事が何をやっているかなんて、どうせわからないんだよな。そもそもが、外に情報を伝える組織体制になっているとも思えず。

だけれどもと言うべきか、だからこそと言うべきか、昔第2次UWFの頃、前田日明さんが、「目指すは財団法人大相撲協会」と言ったように、総合格闘技の世界でも、見習うべきところも色々ある筈で。やはり、強固なタニマチというか支援者を大量に抱えるあのシステムは、素晴らしいと思う。苦しい時期でも、それだけで何となく乗りきってしまうわけで。勿論、だからダメなんだという説もあるとは思うが、乗り切れないよりは、マシなのは言うまでもない。

時代が動く時は、象徴的な事件が起きるもので。だから、高々イチ財団法人の理事選挙が、後から考えてみると、大きな意味をもっていたということは、充分ありえることだし、そうならば面白いのだが。最も、新しい海に乗り出すのは、自分のような、くたびれたオヤジじゃない。くたびれたオヤジに出来ることがあるとするならば、古い時代をきっちりと終わらすことだろう。きっちりしっかり、古い時代を仕上げていかないとな。