電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

上と下の思惑は違って当たり前

Windows7」になって「Program Files」フォルダの管理が厳しくなって、動かないアプリがあるとすると、ここがすべてだと思うんだが(自分のフォルダにファイルを作りにいくとエラーになる)、それ以外も過去にあったフォルダ構成が、かなり破壊されていて(変更という言葉に馴染むレベルではない)、ソフト屋泣かせというか、イジワルされているだけみたいなところがある。一方、営業的な側面からみると、わからなくもないというか、それで仕事が発生するわけで、ありがたい話ではある。つまり「Windows7対応」という仕事が生まれるわけだ。末端の技術屋は、ふざんけんなだろうけど、少しでも、新たに仕事を動かしたい上の人間は、勿論、ニンマリだ。自分のように、上も下もやっている人間としては「そういうものだ」と言うしかない。そして、こういう構造は(さらには「Windows7」自体が好評でなければ、「対応」仕事だって増えないことも含め)、単なるユーザーにとっては意識の範疇外、つまり関係ねーよというのは、これはもうすべての世界に通じる話だろう。