電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

景気悪いよねえ

「尋常じゃなく景気悪いよねえ」という言葉が、最近よくクチをつくんだが、自分の仕事がなくて、食っていくだけでも難しいとか、さすがにそこまでの状態ではないのに、何でそう思うのか、多分、時代の閉塞感を強く感じるからで、では何でそう感じるのかといえば、きっと、自分自身が閉塞しているからで、つまり自分の先の見えなさを、時代のせいにして、不景気のせいにして、自分自身に対する不安から逃げようとしているんではないか、そう思い当たってみると、つまり、不景気なのは自分であって、時代でも経済でもなく、おれが、おれだけがダメなんだと思い直してみれば、絶望は深まるものの、まあいっか、どうせ、おれの自身のせいだしとも思えてきて、取り急ぎ、明日こそ舌かんで死のうと言いながら、どたばたと生きるんだろうなと思うのであった。