電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

近頃、誰もブログ読まなくね?

一時期、これはかなり安定してきたなあというくらい、このブログのアクセスも上がっていたんだが、3月末からの手抜き感が影響して、かなりアクセスを落としているという話は、ここで書いた。ところが、少し余裕が出てきて色々見て回っているうちに、おれが手を抜いたからということだけではなく、世間のブログ全般、アクセスがガタ落ちしているような気がするのだ。しっかりしたデータは出せない。が、まあそうなんだろうなレベルの数字が、そこここで積み重なっていて。

例えば、自分は未だブログが主、ツイッターが従という感じで、ここで書くことこそが自分の主張だ、おれの想いだぜ的な気持ちでやっているものの、まずは前提として、所詮ブログは、ブログをやっている奴が読むものであるというのがある。自分でブログをやる奴は他人のブログも読むのである。勿論、それは、あくまでこのレベルのブログの話なんだか。

いわゆるアルファなレベルまで行くと、自分でブログをやっているわけではない読者が大量につくからアルファなんであって、要は「一般層」「ライト層」に届いていくわけだ。勿論、それは「ネット内一般層」「ネット内ライト層」であることは忘れてはいかんのだが。ネットなんて一般的には誰も見てないと言っていい。

ツイッターとブログは、自分の中では何の迷いもなく並存しているし、書くことは明確に分けることが出来るんだが(勿論、境界線上のネタだって多数あるが)、多くの人は長い文章を書く体力も気力も、いや、それ以上に、ちゃんとした文章を書きたいという欲望がない。ツイッターを始めてすぐの頃に、「ほとんどの人はブログよりツイッター向き」と書いたことがあるが、ツイッター、つまり短文なら書けるだろという話で。

このことから、何が予想出来るかというと、ブログも益々格差社会だ。2千を超えるアクセスを持ついわゆるアルファなブログは、益々アルファになるし、ここみたいに、5百前後で、ひーこら言っているブログは、本格的に対策を打って、2千のレベルに早めに届かさないと、どんどんジリ貧になるという話。自分のツイッター、フォロワー数は順調に増えていて、そこで、嫌味にならない程度に、つまり、臆面なく、ブログの宣伝も続けている。それでこれなんだから、他は推して知るべしという気がする。

単にアクセス数(とそこから導かれる影響度)という意味なら、答えは実は簡単で、ブログを従にして、ツイッターを主にすればいいのだ。が、自分のように、ちゃんとした文章を書くこと自体に愛を持つ人間は、そうは簡単に割り切れないんだよな。