電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

学ぶ才能

人間、いくつになっても勉強だよなと、今更何を当たり前の話をしてるんたという話なんだが、これが意外や難しい人も多いようで、確かに歳を取って、アタマが固くなるばかりの人もみかけなくもないが、最近思うことは、記憶力の極端な衰え、あれは天が年寄りに与えたハンデなんではないかと思うほど、歳を取れば取るほど、賢くなるような気がするんだが、おれだけかなあ。

勿論、それは経験値を必要とする事象に限るわけで、クリエイティブな発想などは、若い頃の方が多分良くて、総合的な判断とか、政治的な悪知恵だとか、そういう、如何にも大人な話に限ってかも知れず、だとするなら、それはやはり大人は馬鹿だと、子供に言われてしまっても、しょうがない話なのかもしれない。

性欲や物欲に加え、最近は、知識欲すら、衰えつつある自分ですら、日々の経験は積み重なっていくのであって、賢くならなきゃ嘘だろという気がするんだが、学べる力というのも、ひょっとしたら、才能なのかもしれないと、最近思うようになってきた。だとしたら、その才能だけは、間違い無くある。ああ、よかった。