電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

Windowsの意外なバグ

メインの作業環境を、今年のアタマからWindows7のPCに変えて数ヶ月。当初はここで書いたように、いわゆるエアロなインターフェイスで使っていたものの、やはりというか、当たり前というか、やっぱり飽きてしまうのと、微妙なアニメーションのコンマ何秒にイラつき、例によってWindowsクラシックにして使っている。

この新マシン、自分にとっては実は初めてのワイドなマシン、つまりXGAとかSVGAとかの規格ではない、横広画面なマシンで、ノートだけではなくデスクトップでも、このワイド画面は当たり前になりつつある。

これは昔から馴染んだ自分の使い方なんだが、下部のタスクバーを、固定にしておいて(常に前面に見えるような状態)、そこで現在立ち上がっているソフト群を確認しながら作業をする。ところがただでさえ縦に狭いマシン、タスクバー固定だと益々縦が狭いわけだ。自動的に隠すオプションは昔からあるが、どうもあれは好きではない。エアロのアニメ効果にイラつくように、もわっとタスクバーが現れるコンマ何秒にイラつくわけだ。

で、初めてタスクバーを左右に持ってきてみた。これが出来るようになったのはVISTAからだったかな? などと思いつつ。

結果として、この影響をモロ食らっているというか、タスクバーの横置きに対応出来てないソフトが多い。タスクバーを左に固定して、そのすぐ右に画面をおいたとする。多くのソフトは前回の起動位置を覚えていてくれるから、次に立ち上げた時もその位置で起動される筈だ。ところが、左にタスクバーを固定していると、その下に潜りこんでしまうソフトがやたら多いんである。つまり前回の表示位置を記憶する際に、画面の左端からタスクバー分のサイズを考慮できないわけだ。

タイトルには「Windowsの意外なバグ」と書いたが、正確にいえば、仕様変更であって、ソフトの側で対応しなくてはならない。それはそうなんだが、多くの人間はタスクバーを左側に持っていったりしない。なので、ソフトの側もこのバグに気がつかない。この状況はしばらく続くということだ。

しばらく画面左にタスクバーを置いていたものの、やはりこの件がイラつく為、結局画面右側に置くことにした。当然、左側にタスクバーが置かれることを考慮してないソフトは、右側に置かれることも考慮していない。が、ほとんどのソフトは画面の表示位置を左からの位置で計る為、右側に置いてる状況と比較すると、影響がほとんどないんだな。

最初に左に置いた時から、目が慣れずに多少不便したが(思わず下を見てしまう習慣がついていたんだね)、こんなものは慣れの問題で、ようやく画面右に慣れてきた。これで画面の高さが若干増して、ドラスティックに便利になったのかと言われると、微妙ではあるんだが。