電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

おれは持ってない

最近のアスリートがよく言う科白ネタ、昨日の続き(というほど、続いてないけど)。

最近では、イチローとか本田とかが持ってるとか言うので、誰も彼もが持ってるとか持ってないとか言い出して、五月蝿い限りであるわけだが、そんなもん占いと一緒でナンセンスの一言だ。そういう事を言いたがる奴は、まずは大橋巨泉の著作(?)とか、場合によっては、阿佐田哲也とか山口瞳とか、過去の文献にあたるのがよろしい。

肉体を鍛えるのは、これほど科学的・合理的になっているのに、精神の部分で神秘主義を採用してどうするんだという気がする。

勿論、アスリートとかアーチストが「おれは持ってんなー」とうっとりして、それが自信に繋がるなら、それはそれでいいと思う。けれど、やっぱり有名な奴がそういうことを言うと、影響が有り過ぎて、ちょっとモノが売れれば、おれ持ってる、大した女でもないのに上手く落とせば、おれ持ってる、ブログのアクセスが増えただけで、おれ持ってる、挙句は、朝晴れていれば、おれ持っているとなり、ああ五月蝿い、五月蝿いってば。

……くそっ、どうせ、おれは持ってねえ。悪かったな。