電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

モチベーションが分かっていてくれる

最近のアスリートがよく言うシリーズ第三弾(ちなみに第一弾「いい準備」第二弾「持ってる」)。計らずも、シリーズになってしまったが、多分これで打ち止め(苦笑)。

「モチベーション」とうい言葉は、もうアスリートどころの話ではなく、全国民的(?)に定着した言葉だ。

「やる気がしねえ」と言えば、怠け者の言う科白であって、当たり前の組織で、部下が上司に向けて、自分が仕事を休む理由として言える科白なのかと言ったら、至極常識的に考えて、言えない筈だ。という話を、最近、某偉い人と話した。

自分の社会人経験の中でも、そういう言い訳を、少なくとも休む理由として使ったことはない。

まさかと思うが、最近の若い子は、「やる気がしねえ」を「モチベーションが上がらねえ」と言い換え、仕事を休む言い訳として、上司に言えるんだろうか。

日本語の正しい使い方として、そういう場合は「腹が痛くて」とか「身体の調子が悪くて」とか言うんである。清志郎だって、そう歌っていた。おれなんて、気が小さい普通の人だったので、そうやって会社を休むと、すっかり疚しくなってしまい、日記には「今日は心の調子が悪いので会社を休みます。ごめんなさい」と書いていた。

そうして会社を休んで、平日の街に出てみると、当時は吉祥寺に住んでいて、あの街は、平日の昼間がいいんである。凄くいいんである。特に会社をサボって歩いたりすると、もうキラキラ輝いていた。すっかり気分がよくなって、伊勢丹前のTAKA-Qで、月賦を組んで、全身コーディネイトしてもらう勢いだ、だって丸井じゃこれ以上月賦組めないし……あれっ、話が随分違う方向に行ってしまったな。兎に角だ、近頃の若い奴は「モチベーションが上がらねえ」とか言い訳に使ってはいけないよ。もっと真っ当な言い訳を考え給え。