電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

グリフォンファンは泣いている

このブログで、自分のところに直接「あれ面白いですねー」「もっとやってください」と声をかけてもらえるネタは、1に高島学の悪口、2にグリフォンさん(id:gryphon)の悪口である。ただ、これはこのブログを読んでいるすべての方のアベレージなのかと言えば、間違いなく違うこともわかっている。自分がリアルで会う人というのは、格闘技関係者であったり、格闘技関連ネット系の友人ばかりだからだ(本業絡みの知人はそもそもこのブログを読んでない人が多い)。つまり、前者からは、圧倒的に高島ネタをリクエストされ、後者からは、グリフォンネタをリクエストされるというわけ。

高島学という人は権威なんだね。もう格闘技マスコミの中では。つまり偉い人なんである。けれど、偉い人だから、直接は文句が言えない。マスコミ関係の関係者からみたら、あのヤロー偉そうにしやがって、もっと悪口書いてくださいだし、選手系の人達にしてみれば、高島にゴマをすり続けなければいけない立場であって、やっぱり自分からは何も言えないから、もっと悪口書いてくださいになるわけだ。つまり、おれのブログを見ては溜飲を下げているという。

グリフォンさんの方でいえば、「相変わらずグリフォンわかってねえな」とその具体的なところを指摘できることが、ある種のステータスであり、逆に如何にグリフォンさんがわかってないかを指摘出来るかが、マニアとしての分水嶺であるともいえる。

かと言って、グリフォンブログは、今や本家(と言っていいのかは微妙だが)の「NHB News」をしのぐ勢いでアクセスを稼いでいる。文句言う側のマニアは(自分も含めて)、その十分の一もアクセスが伸びないブログとか、もう放り出してしまったブログとか、始めたものの100位のツイートでストップしているツイッターとか、そんなもんしかやっていないから、複雑な感情を抱くわけだ。

アルファブロガーグリフォンさん、司馬遼的世界感は大好きな癖して、現実ではまったく政治が出来ないとか、そもそも人の顔色も空気も読めないだとか、それだけならまだマシなのだが、他人の話を聞いているようで実はまったく聞いてないとか、その人間性が激しく常人離れしていて、しかもそういう自分にまったく無自覚で、かと言って悪意がないことが分かり、いわゆる天然の中の天然、だからこそ、周りの連中は愛憎半ば、グリフォンさんの悪口で多いに盛り上がるということになる。

かと言って、最近のアフィリエイト連発には、ややうんざりするな。「ガチ!」のネッター対談で、毅然とした態度で謝礼の受け取りを拒否したグリフォンさんは、いったい何処に行ってしまったのか。ああ、守銭奴グリフォン。堕落してしまったグリフォングリフォンファンは泣いている。