電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

天国なんて元々ない

10月9日のこの日に、あえてジョンに異を唱える。

天国や国境や占領のない世界を想像するのは、決して難しくない。いや、今日本でこうやって生きている自分に取って、天国や国境や占領があることを想像することの方が、遥かに難しいことのように思える。

勿論、天国と国境や占領とでは意味は違ってくる。天国なんて、無宗教な自分には想像し難いだけだし、国境など、島国である日本で生れた自分にとって、「大脱走」でスティーブ・マックイーンがバイクで越え損なった鉄条網しか思い浮かばない。

You may say I'm a dreamar

But I'm not the only one



誰もが、ぼくのことを夢をみているというけれど

ぼくは独りじゃないんだ

昔から逆だと思っていた。連帯こそが夢であり想像だ。

少なくとも、おれは、今日も、たった独りで立ちすくむ。そして、わずかに連帯を想像する。誰もが連帯した方がいいと思ってみても、連帯なんて決して成功しない。それが夢だ。