電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

カマビスしい

「かまびすしい」と書いて、「喧しい」と変換される(MS-IME)。

比較的、語彙は豊富な方だと思っているが、一瞬、この「かまびすしい」が出でこなかった。ええと「かまびつしい」だったけかな、あれ出ないな、「かまつしい」か、これも出ない、何だっけ。

結局「さわがしい」から、類語辞典で「かまびすしい」を見つけて、これだと思って「かまびすしい」で確認、ああ「喧しい」でいいのかと確認。このあたりは、横断検索が出来る電子辞書ならでは。

別に「さわがしい」とか「うるさい」でいいじゃないかと思うんだが、何となくこの語感が必要な気がした事態があったのだ。騒がしいでも五月蝿いでもなく、喧しい。ところが調べてみると自分が正確に覚えていなかったほどであって、やや古語化している言葉であるようだ。ここ数年は、こういう言葉の問題は、まずは手元の辞書、それも複数を横断検索して確認する。広辞苑明鏡国語辞典だと「喧しい・囂しい」でも存在しているが、岩波国語辞典では「囂しい」しかない。

「囂」が「喧」の旧字ではないことを漢和辞典で確認し(「喧々囂々」という言葉があるもんな)、「かまびすし」で、古語辞典もチェックして、色々と納得したら、元々何を喧しいと感じたか、そっちの話はどうでもよくなってしまった。

世の中、喧しいことばかりなり。ミクシィに限定で書くかな。酷いオチ。