電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

幸福の実感

ジョンの命日も終わったし、クリスマスも近いし、今年の回顧と来年の抱負でも書く事にしよう。

今年は遂に我が人生初の、ほぼ引き篭もり生活に成功した。何とストレスのない生活である事か。お陰で秋には長年の念願(というほどでもない)であった英語の勉強も開始する事が出来た。自分は自分が幸福ではない不幸であると長年思い続けてきたが、不幸の理由の幾分かはストレスであったりするので、社会人になってから最もストレスの少なかったこの1年は、自分史上で相対的に考えれば、間違いなく人生史上最高に不幸でない、つまり幸福な1年であったと言えるのではないか。不幸でない事が幸福であるのかは、議論の余地があるとは思うものの。

勿論、震災やそれに続く原発問題は、眺めているだけで心に厳しい事態であったわけだが、こういう言い方は不謹慎ではあるけれど、所詮他人事であり、心をぎりぎりと痛めて、ぼたぼた涙を流して、結果として、却ってスッキリしたりして、決して自分個人のストレスを増加させたわけではなかった。

来年もこの生活を維持したい。もう少し経済的に充実したいのは山々だが、引き篭もりの維持と、経済的な充実、どちらかひとつを選べと言われたら、間違いなく引き篭もり続ける事を優先すると思う。

なので、引き篭もり続けて、不幸にならないようにするぞ、というのが来年の抱負である。