電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

英語学習定期レポート・教材編

英語学習報告。12月に使った教材の話を書くなど月初に書きながら、もう1月も後半に入ってしまった。まあこのレポートは残しておく事に意味があると思うので、気にせず載せておこう。

アンドロイド・アプリに関しては、12月は最初の月である11月に買ったアプリ以外は使ってない(TOEICに即した文法問題集のアプリをひとつ購入したもののまだ使ってない)。12月はアプリではなく、紙の本を4冊買った。4冊のうち2冊はこれまたTOEICのガイド本と問題集なので、まだペラペラとめくっただけで使ってない。残りの2冊は発音関連の本。まあ紙の本とは言っても、CDやDVDメインなんだが。

 

左の「英語の発音が正しくなる本」(鷲見由里著・ナツメ社)は単音のみの発音集。中学1年生で教わった事の復習的な内容だが舌の位置とかを細かく解説してくれる。CDとDVDはPCに吸い上げて、マメに観て聞くようにはしているんだが、まさに確認用という感じ。自分の場合、ごっちゃになる事はあっても、基本は分かっていたというか、知らない事はほぼなかった感じ。中1の時の前原先生ありがとう。勿論、知っているとは言っても出来るとは限らないわけだが。

日本人が出来ないとされる"l"と"r"の発音の違いなんかは、やはり若い頃、ギターをジャカジャカやりながら英語の歌などガナっていた時期もあって、その時にカッコよく歌いたかったので、そこそこ練習した記憶があり、結果として概ね大丈夫。逆に、まったくダメだなあと思ったのが「th」系の音。有声音と無声音両方。上手く舌が前に出なくてねえ。語頭に"th"が来る場合がまだ何とかなるんだが、"birthday"とか舌先が奥にくる"r"の後に"th"が来るのが厳しい。すぐに前に出ない。

なので、12月から現時点においてもここは課題でコツコツやってる。一旦スムースに発音出来るようになった文章もこれに気をつける事で、またつっかえつっかえになったりするが気にしない。徹底的にやり直している(結果1月の後半に入った今現在はかなり何とかなり始めている)。

ああ、これは勉強になったなあと思ったのは右の「英語舌のつくり方」(野中泉著・研究社)。こちらは単音の発音も最初に出てくるが、むしろ単語の連なりにおける色々な問題の解説中心。細かい解説は書かないが、語と語の接続時のリエゾン(「ナイス・ミーチュー」の「チュー」等)、"t"の音が"l"に近い音になるフラップ(「シャラップ!」の「ラ」等)、母音のリダクション(説明面倒)、弱形時の語頭の子音省略(さらに説明面倒)と、理屈がちゃんと説明されていて、頭でっかちの自分にとって、これがありがたい。

と、具体的な教材はこんな感じなんだが、肝心のメインのCNNの聞き流しについても少し。J:COMの番組表と睨めっこして、色々チャンネルを変えて実際に試してみて、CNN以外にも聞き流せる英語放送がある事に今更ながら気がついた。ディスカバリー・チャンネルと、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルのふたつ。

ディスカバリー・チャンネルは、クラシックカーの復元をやってるかと思えば(復元したクルマをオークションに出してたりして、カネ儲け目当てなんだが、それを含めてストレートに描いてる)、昔ながらの探検モノやら、宇宙モノもやっている。ただ難点は、CNN以上にCMがウザい通販系(勿論日本語)が多い事くらい。

やたら面白いのが「サバイバルゲーム MAN vs WILD」で、これ大昔の川口浩の探検隊(今の子は知らんか)を、十倍くらいハードにした擬似ドキュメントなんだが、基本が仕込みありで(製作サイドもそれを公言)。ただ問題はこの番組は、二ヶ国語放送ではなく、字幕放送なんだよねえ。つまり、どうしても日本語読んじゃうので(なるべく読まないようにはしてるんだが)、これ観る時は英語の勉強は切り離す事にした。

ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルの方は、自然モノ・動物モノばかりかと思っていたら、軍事モノ・武器モノとかまでやっていて、地上波でそんな番組は滅多にないので、結構新鮮だったりする。こちらも時たま字幕放送もあるが、基本は二ヶ国語放送。

この2局、集中して観るなら明らかにCNNより面白い。しかしだ、面白いだけあって観てしまうので、これがよくない。仕事にならない。というわけで、夜などにボーっとネットやら何やらをツマミに家呑みするような時間を、この2局にあてることにした。こうして益々英語聞き流しの時間を、大した努力もなしに増やす事に成功しているというわけ。