電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

ウォーク・ドント・ラン

「ウォーク・ドント・ラン」というと、ベンチャーズの曲というより村上龍と春樹の対談集という感じで、ところが肝心の本は大昔に誰かにあげちゃって、買い直そうと思ったら結構プレミアムがついてて、だから今日はそういう話ではなくて、むむーん、何だかブログの書き方忘れちゃった、上手く書き出せない、まっいっか、世の中忘れてしまうべき事も多いしね。

今年に入って人生最高体重を着々と更新していた為、さすがにヤバいと思って、5月から久々に本気のダイエットをやっていたんだが、よんどころない理由で7月は休憩(5月5キロ減、6月3キロ減、現時点で2キロリバウンド、トータル6キロ減)。簡単にいえば夏場は暑過ぎるのと日焼けが厳しいので散歩したくないというのがまずひとつ、勿論、どうせ年寄りで早起きなんだし、朝に歩けばいいだろという話なんだが、他にも自分の中でプラオリティが高い事があって、ダイエットを優先できない。やっぱりねえ、本気で取り組む事はひとつかふたつが限界、英語はもう数年は続けると決めたので、常にプラオリティは1番か2番、つまり、あともうひとつ、無理してもふたつくらいが限界というか。仕事も少しはしなくちゃいけないしねえ。

5月に、毎日のように散歩というよりダイエットの為のウォーキングをしていた時の話。

やはり朝がほとんどだったんだが、善福寺公園やら井の頭公園やらまで足を伸ばすと、自分のようにウォーキングしてる爺さん婆さんも多く、それ以上にジョギングしている人が多い。そうすると、こっちも走りたくなるんだなあ。本気で鍛えたくなる。大昔の体育会の記憶がむくむくと蘇ってくるというか。

そうやって、本気で走り始めたりすると、やがてハーフ・マラソンあたりから始めてみるかとなり、次はいよいよフル・マラソンとなり、では東京マラソンでも出てみるかとなって、しまいにはオリンピックを目指してガンボジア人になるかとなってしまうんである。

何事も本気でやった方が楽しいのに決まっていて、かと言って、目標を設定してコツコツ日々それに向けて努力したりすると、それが達成できない時にストレスが生まれたりして、それはそれで困ったりする。勿論、どんなにストレスになろうが、それが人生の大目標、何を犠牲にしてでもそれを達成するんだみたいな事だったら、それでもいいと思うんだが、そういう事は既にいくつも抱えていて、これ以上増やしてもなという。

だから、おれは決して走らない、これはランニングではないんだと自分に言い聞かせて、よたよた走っている爺さん婆さんを追い抜きそうな速度で、これは散歩だ、散歩なんだと、汗をだらだら流しながら歩くんである。