電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

あまちゃんのない毎日は自由な毎日

誰もボクのことを縛りはしないさって感じだぜ、ホント。

確か著名人の誰かが、少し前まではテレビを見ないことはカッコいいことだったが、今では当たり前になり過ぎて、特にカッコいいことではなくなってしまったというニュアンスのことを呟いていた。

これは確かにそうだよなあと思う。5、6年前までは「テレビは見ないからなあ」と言うことは、特に自分のような世代においては、間違いなく自慢だった筈だ。それは、テレビでやってることなんて下らないことばかり、そんなことに時間を使うのは馬鹿馬鹿しいぞというニュアンスを含んでいたわけだ。だったらと思う。それが当たり前になったのならば、別にもうテレビを見たっていいんじゃないか、下らないと思ってたけど、意外と面白いぜ。特に、あまちゃんとか。

しかしだ。そんなノリで連続ドラマをいくつも見始めてしまうと、やっぱり思い出すんである。これキリないよな、他に何もやれなくなってしまう。時間を食い過ぎる。そうだ、そうだった、アメリカもんの連続ドラマが、ドドーっと入ってきた時も同じことをやった記憶がある(「24」とかだね)。それなりに面白いものはいくらでもある。が、やがて気付くんだな。これはキリがないよと。

勿論、そんなにリキまず、もっと軽いスタンスでテレビと付き合えばいいとは思う。ただ、もう何年も主体的にではなく、時間潰し的に、だらだらとテレビを見続けてしまうことは止めようと思っていて(あくまで、おれはだよ。そういう時間の使い方だって、したい人はすればいいと思う)、実際止めていて、かと言って、何をしてるわけでもない、ぼーっとしてたり、マンガを読んでいたり、その程度のことなんだが、連続ドラマを意識的に観始めてしまうと、そういう時間すら尽く奪っていってしまう。

やっぱり映画くらいの時間が丁度いい。きっぱり2時間。主体的に使おうとすると、軽い決断が必要な長さ。余裕がある時は毎日だっていけるが、忙しい時は、いいとこ週一とかになってしまうレベル。

最近じゃ封切りから遅くとも一年後にはBSCS系でノーカットでやってくれる。ブルーレイやらのプレイヤーとテレビはとっくに一体化してるし、ネットともかなり一体化してきたし、録画機能だって主に検索・整理機能も含め充実の一途だ。益々便利になっている。流行りモノを取りあえずチェックみたいな見方も簡単に出来るし、監督やら役者やらに焦点をあてて、体系的に積み重ねて観て行くことだって可能だ。学びに近い。何より主体的だ。

ようやく、あまちゃんが終わってくれて、そういう生活に戻っていくことが出来た。やっばり、テレビなんて、だらだら見るもんじゃないんだ。

あくまで主体的に、積極的な係わり方で、学び的に、ブルーレイとかを観るんである。……あまちゃんのボックスその2とか。まだかなまだかな発売まだかな。