電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

今月はもう生きないでいいかな

最近は何をしているのかといえば、そりゃ生きる為に働いているわけですが、実は何か違うことを始めたわけではありません。というのは、むしろ今までも、スマックの為にスマック以外のビジネスを激しく動かす必要があったので、散々っぱら働いていたわけですね。つまり、今はスマックに関わる作業をしていた時間が、すぽっと空いた感じです。その時間を、本来のビジネスに使えば、ガポガポ儲かってウハウハと考えるのは素人というもので、世の中そう簡単にはいかないのだけれど。

最近は、出来た時間で色々と勉強しています。元々学生を止める以前から、やらされる勉強は嫌いだったけど、自分で課題をもってコツコツ何かを勉強するのは好きな方で。とはいえ、やはり強制されないと人は中々動けないもの。なので、40歳になるまでにはもう一度大学に行きたいとは思っていたんです。思っているだけで、いつの間にか、40代も半ばになってしまったのだけど。

ところが、スマックを止めたこともひとつのキッカケではあるんだけど、それ以上に意識の変化が起きたのは、NHK特集やら何やらで、脳梗塞アルツハイマーからのリハビリ風景と、その最先端の理論的背景を見たから。

人間、何でも身につくのは25歳までで、そこから脳は衰えるばかりというのが、自分が持っていた常識で。実際、40過ぎた人ならわかってもらえると思いますが、もう記憶力の低下などは悲惨なもんです。うんざりするほど衰えてきます。ところが、脳梗塞で動かなくなった身体をリハビリで立て直す風景や、実際に脳機能が復活していくのを、MRI等で見せられると、これは必ずしも身体を動かすという機能に関してだけじゃないだろうと考えるようになり。鍛えれば、まだまだ脳は鍛えられる。そんな気持ちになってきて。

今となって考えてみれば、スマックガールと関わった5年間、あれは自分にとって2回目の大学だったのかもしれない。色々と新しいことを学びましたから。勿論、これからも新しいことを学んでいく。そして、自分はまだまだ賢くなれる。