電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

女の子はチケットを売らない3

連載第5回。過去の分はこちら。第1回第2回第3回第4回

女の子は、男に比べて、チケットを売らない。

というのが事実なのは、もういいでしょう。色んな人が言いまくり。まあ、佐伯さんと自分が言って、それに反論出来る人がいるわけないんだけど。

しかしなあ、あんまり、女子はチケット売らないの大合唱になってくると、どうもね。自分の天邪鬼な血がムクムクと。

元々この連載、言い難いところに文句を言うというのが趣旨であって、自分が1番言い難かったのは、クソマスコミとクソ選手サイドとクソファンとクソ同業他社なわけだが(って全部じゃん)、文句書いて嫌われる一方かというと、そんな事はなくて、最近やたらと色々なところからコンタクトがある。不思議なもんだな。もう引退したし、いくら嫌われてもいいから、好き放題書いてやれと思ったら、それが意外や好評という事実。

チケット関連で、ひとつ書いておきたいのは、しなし「だけ」が売るという言い方は、ちょっと如何なもんかという事。勿論、彼女の営業努力が素晴らしいのは前提として書いておくが。事実問題として、しなしを抜きそうになるほど売ってくれた選手はいるし、抜くとまではいかないまでも、いつも安定して売ってくれる選手も、1人や2人というレベルではなくいる。かと言って、そういう意識的な選手が、全体数に対して低い割合でしか存在しないことが問題ではあるんだが。

せっかく自分が載ったので、少しは宣伝してやろうと思っていた紙プロの増刊だが、宣伝する気は、まったく失せた。立ち読みしたら鼻クソすり込んでおけばよろしい。次回からネチネチと絡むことにする。なので、この「女の子はチケットを売らない」という項は、簡単にマトメて次に進む。

プロの選手は試合をするのが仕事だ。それ以外の営業なんてしなくちゃプロになれないのか。プロであってはいけないのか。

別に構わないと思う。が、ならば、試合内容で客を呼んでみせろ。それがやっぱり一番重要。

しかしだ。その方がチケット手売りするより難しいのだよ。ならば、少しはチケット売ってくれないと、ホントにソーゴーが、女子なんて狭い枠ではなく総合全体が、近いうちに潰れちゃいますよ。

続く。