電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

エコなスポーツを目指して

企業抱えのスポーツが、休部だとか撤退だとか、あっちこっちでそんな話ばかりで、不景気は凄い勢いで進行しているなあと思うものの、ホントに不景気だからなのかと考えてみると、そこは疑問が山ほどあって。

企業がスポーツを後援しても、宣伝活動として採算が合わないのは、まあ当たり前といえば当たり前で、それでも続いてきた背景には、文化支援とか社会還元とか、そういうお題目があったからだ。

エコは国策というより、先進国の常識となりつつあり、結果、エコとコストカットの区別がなくなっていくこのご時世では、スポーツを含めたすべての文化活動は、コストカットの対象になるわけで、これが伝統芸能の世界になれば、それはお上の保護の対象となって、国家予算である程度面倒見てくれるわけだが、マイナースポーツをお上に面倒みろというのは、さすがに無理というもので、それではどうすべきなのかという話になる。

エコでどう金儲けするかというのは、既に多くの人間が必死に考えていることだが、スポーツを含めた文化活動を、いかにエコにするか、エコに見せかけるか、生き残りをかけて、そういう発想をすべきで、その意味では、例えばアメリカンフットボールのような高度にシステマティックなスポーツより、裸一貫、1対1の勝負である格闘スポーツ全般の方が、エコなイメージは作りやすいこともなくはないような気もするが、まあ難しいね。というより、そんなこと考えている自分がヤだ。