電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

やはり想定年齢層が高いシンケンジャー

昨日のシンケンジャーの、悪口を言うとグサっときてしまう攻撃ってのは、如何なもんか。しかも、街を歩いているOLに「プチ整形!」とか言って、それは悪口というより、単に秘密を暴露しているだけではないのか。が、月曜の小学校で「プチ整形!」と、ガキが女の子に言いまくって、女の子は「マザコン!」と言い返す光景を想像するだけで、ほのぼのしてしまう。

ここで、最近の邦画はクソ映画はクソ映画なりに、そこそこ観れてしまうという話を書いた。が、やはり、そこそこすら観れない映画もあるもので。この週末、ぼーっと観てしまった「少林少女」(今WOWOWでリピートされている)、これは酷い。酷いとしか言いようがないくらい酷い。「天地人」と同じくらい酷い。

ところがだ。ウィキペディアをみてみるとこんなことが書いてある。

この映画の製作費は10億円を超え、宣伝費には4~5億円の予算を次ぎこんだが、興行成績は17~20億円と振るわなかった。

……ビジネスになってるじゃん。少なくとも、プロデューサーが大手を振って次回作にチャレンジ出来るというか、逃げたり首を吊ったりする必要のないレベルというか。格闘技の世界が、メジャーですら、この十分の1以下の規模で四苦八苦している時代に、あれでビジネスになってしまうというのが恐ろしい。あれで何とかなるなら、これも何とかならんもんかと考えるんだが、しかし難しいんだよねえ。

「少林少女」のラストシーンは、バラちゃんプロデュースの佳作「シムソンズ」とクリソツだった。