メディア今昔物語

とは言っても、データとか音楽の物理メディアの話。主に選手の入場曲とメディアの関連で。

久々にＭＤにモノを焼く必用があって、考えてみれば、そうだウチのＭＤラジカセ、ものの見事にＭＤ部分のみ壊れてたんだと思い、しかしＭＤウォークマンもあるので、これを使うかと思ったものの、あのほぼＭＤ専用の、あまり一般化しなかった、なので未だどういう端子なのかよく把握してない、なんつーの光でデジタルな端子がないので、音質劣化するなあとか思って、勿論、ＰＣから直にＭＤに焼く方法があればいいんだが（無くはないです、知ってますし、出来なくないです）、どうするかなあと色々考えた挙句、ヨドバシの溜まったポイントを使って、安いＭＤラジカセ買ってきた。つまり、何でもかんでもＰＣ管理にするとしても、ＭＤ関連は、１回ＣＤに焼いてさらにダビングするという方法をとるという。

ＭＤラジカセ、５機種くらいしか売ってないでやんの。吉祥寺のヨドバシだぜ。結構デカいんだぜ。ＭＤのメディアの売り場も探すのが大変なくらい小さい。ＭＤは、もうその使命を終えているんだなあと実感。

が、しかしだ。ＭＤは当分生き残る。民生用ではなく業務用で。データにおけるＭＯとか映像におけるベータ系とかと同じ。業務用（なのか知らんけど会場にあるような）プレイヤーって大体ＣＤが２ドライブで、ＭＤが２ドライブとかになっていて。

個人的には、可能ならＭＤは使いたくないのだよ。初めて格闘技の世界で仕事をしたヴェルファーレで、担当の人に「ＣＤはミスリード多いんで、音源はＭＤで持ち込んでください」と言われて、ヴァルファーレでやる時は、ずっとそうしていたんだが、トリノコの親父とかトリノコの親父とかトリノコの親父に「音が悪い」「音が悪い」「音が悪い」とか延々言われて。もうトラウマで。その時の音の悪さがＭＤというメディアの限界だったのか、当時の自分のＭＤへの録音方法が悪かったのか、ヴェルファーレの機材の問題なのか、トリノコ親父の難癖だったのか、そのあたりはよくわからない。けれど、おれとしては業界デビューの頃だしねえ。ＭＤは音が悪いというのが擦り込まれていて。だから、ＭＤにいいイメージはない。

けどね。最近は、ネットで拾った１２８くらいのＭＰ３をさらっと焼いて、ＣＤ−Ｒで流しちゃうようなこともあるし。音楽ライブやっているわけじゃないので、そんなもんです。それに比較すればＣＤから直にＭＤに焼いた方が、絶対音質はいいとは思う。作業場にそこまで音質を判断できる機材はないので、断言は出来ないんだが。

ああ、でもこのＭＤラジカセいいわー。見た目と値段で買ったし。滅びそうな、けれどイメージのいいメーカーだし（とまで書いてメーカー名は書かない）。古いＭＤが挟まったまま出てこないオンボロラジカセをお役御免にして、作業中はこれでＪ−ＷＡＶＥ流しっ放し。まあ、古いＭＤが挟まったままでも、ずっと旧器を使っていたくらい、ＭＤは滅多に使わないんだが。

と、このＭＤ話、大した話じゃないんだが、実はもう１回続いたりする。