電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

グリフォンは燃えているか?

大好きな話なので、何回か書いたことがあるんだが、在りし日のファミコンソフトの名作「シムシティー」のアンチョコに「ロンドンは燃えているか?」だか何だかのコピーがあって、これは親父なロックファンはみんな知っているので説明するのも面倒くさいが、若い子は誰も知らないだろうから、ごく簡単に説明すれば、バンク四天王(笑)の、クラッシュの3枚目の名作アルバム「ロンドン・コーリング」へのオマージュ的なコピーだ。

とオチより説明が長くなってしまうので、話を先に進めると、当時ゲームにハマっていた渋谷陽一が、それを見つけて、「ほれみろ、ファミコンはロック的だ!」と喜んでいたら、そのアンチョコを作っていたのは、実は、ロッキング・オンを辞めた編集者だったという。

あれ。こうして書いてみると、あんまり面白くないか。第一、渋谷陽一って誰よって話だし。

今日は実はグリフォンさん(id:gryphon)主催のオフ会があって、珍しく(とはいえ2回連続)、自分もトリッキーなカタチで参加するんだが、いわゆるオフ会は難しい。色々なことですぐ揉める。なので、自分はあまり好きじゃないし、自分から言い出しっぺになったこともない。誰と誰は仲が悪いとか、あいつが来るなら自分は行かないとか、そんなことばっかりやってる。

そもそも、そんなことをやりますと、ここで書いてしまうこと自体が、微妙なルール違反だったりする。が、グリフォンさんの常識は、いつも世界の常識と微妙にずれていて、一体何が常識なのかと言われると、非常に判断が難しいところなので、いいや書いちゃえ書いちゃえ。引っ掻き回し担当だしな。

しかしだね。これってリアル社会の縮図だろって話で。ネットはリアル。ネットの中にだけある虚構なんて、ひとつもないのである。そこに存在しているなら、それはリアルなのだ。だから、ネットとオフ会はロック的だ。

初めて参加した格闘技系のオフ会は、リングスファンの集まりだった。そこで一番イバっていたリングスファンのボスみたいな人がいて(懐かしいね、弥次郎さんだ)、自分が「パンクラスも好きなんですよー」と言ったら、「パンクラスファンは向こうへ行け、しっしっ」と言われた。いやはや、凄いところに来ちまったと思った。そういう時代が確かにあった。20世紀末のリアル。


ミクシィに、お試し期間中(?)ということで、全体公開(非限定)で、これの「影編」アップしました(結構ヤバ目)。そんな、メモ8のミクシィはこちら。http://mixi.jp/show_friend.pl?id=24157090