電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

赤犬と書いて、犬のしつけと解く

うーん、今週のジャンプはワンピースが休載で、これやられると、その週のスタートが上手くきれない。というのは、かなり大袈裟だが、引き篭もって仕事してると、曜日や祭日の感覚が弱くなりがちで、少なくとも普通とはいえないので、時間の流れの感覚を、こういうモノから得ているというのは確かにある。

さて、徐々に本題へ。ワンピースネタで、やたら検索から人が来るというのは書いたが、笑ったのは、「世界3位の犬のしつけ【自宅でできる!犬のしつけの法則】」というトラバが飛んできたこと。いや削除しないで、そのままにしているけどさあ。これって自動でやっているのかねえ。指定した言葉拾って、トラバ送るみたいなシステム組んで。勿論、この場合は「犬」で。まさか手動じゃないよね? などと書いても返答がある筈はない。

トラックバック。当初はトラックバックこそがブログの真髄みたいな取り上げ方もされたものだが、スパムに利用され過ぎて、昨今は受付けを閉じちゃうブログも多く。かと言って、アクセスアップの為にも、ぬるい連携の為にも、使われ続けていることも確か。はてなブックマークがいくつも付くようなエントリーには、その関連ネタを書いたブログからのトラックバックが、山ほど飛ぶ。自分も飛ばすことはよくあるので多分こういうことなんだと推理するなら、自分は陰口叩いているんじゃないぞいう思いと(まあエントリー主に読んでもらいたいというがその前提だが)、ついでに、アクセスアップに繋がればという思いがあるんだと思うが、まあそれはそれでいい。

ここまで来ると、トラックバックの面白さは、その機能面にはなく「難しさ」ではないのか。「ブログ」といえば、かなりの人が知っている。「ミクシィ」といえば、ブログほどじゃないけど、かなりの人が知っている。ところが、トラックバックというシステムは、いまだに「知らない」か「知っているけど、よくわかんない」であって、何と言っても、あのカリスマブロガーのグリフォンさん(id:gryphon)が、理解するのに、数年かかったシステムであり。携帯からは使い難いという面も大きいかもしれない。

例えば、大手を含め商用サイトが、あえてトラックバックを受け付けるシステムを作ることは多くある。このニュースを読んであなたもブログを書きませんか的に。ミクシィ・ニュースもこの仕組み。アクセス自体は確実に上がるだろうと思うし、大手サイトでももっと積極的に取り組んで欲しいと思うものの、トラバを飛ばしたい人が、トラバの飛ばし先を探す為にネタを物色している要素も高く、果たしてそうして得たアクセスがホンモノなのかとい言い出したくもなるが、少しでもリンクを増やすことは、SEO対策として常識という説もあって、微妙なところだ。よく文芸誌なんて作家志望の人間しか読んでないとかいう言い方があり、構造としては、よく似ている。選手と選手の身内しか見てない格闘技とかも、そういうことであって。それじゃダメだろという話はまた別。それで回り続ける仕組みを作れるのなら、それはシステムとしては間違ってないと思う。

で、結局何が言いたいのかというと、ワンピースのネタを書いて「犬のしつけ」からのトラバが飛んでくるのは面白いなあということであって、特に結論もオチもない。いや、実は今日書いたことから考えられることは、いくつかあるんだが、あえて書かない。