電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

人間、偉くなると楽できる

OMASUKIさんのところ経由で知り、あまりに酷いんで既にツイッターで呟いたんだが、書き足りないので、さらに書く。

【論説ノート:プロレスに学ぶ=野沢和弘】

酷過ぎる。何か根本的に勘違いしている。どこが酷いのかイチイチ説明する気にならないくらい酷い。「人間不信」と一言書置きを残して消えたくなるくらい酷い。

天下の毎日新聞とはいえ、どうせウェブだから、大したチェックもせず、若い奴に書かせているんだろうと思った。が、ざっくり調べてみたら、この人、随分偉い人みたいで。著作はあるわ講演はしてるわ、おれより年上だわ……。

が、逆に納得もした。大新聞社であるからこそ、偉くなると、このレベルの文章を書いても許されるんだな。あれですな「天声人語」とか「編集手帳」とか「余禄」に、ときたま(でもないな、ほとんどかもしれない)途轍もない駄文が載るのと一緒で。

人は大新聞社に入って偉くなると、このレベルの文章を仕事として書いても誰にも文句を言われないということだ。羨ましい限りでございます。このブログを読んでいる学生さんは、しっかり勉強して偉くなって、新聞社に入るんだよ。官僚と一緒で、若い時がんばれば、あとはこんな酷い文章書いていても、偉そうにできて、ヘタすりゃテレビとかに出て得意気に時事解説して、ザクザクお金貰って、一生安泰だからさ。まあ、貴方が偉くなる頃まで、新聞社なんてもんが存在しているのか、おれは知らないけどね。

絶対的に間違いないことは、この文章は、政治家にモノを言うレベルにない。便所の落書きより酷い。こんなもんを記名で発表させる体制も環境もチェック機能も、すべて信用できない。

低年齢化が加速する2ちゃんの方が、はるかにレベルが高い。