電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

甘く切ない酒

つい最近のことなんだが、甘い酒が妙に飲みたくなって、缶チューハイとかカシス何とかとか、そんなものを飲むことが結構あって、自分でも、なんかカッコわりーと思いながら飲んでいる。この歳になれば、ベルモットの瓶を眺めながらジンのロックでも飲んでいろという話であって、まあそこまで行かなくとも、上手いウイスキーや日本酒、最近では焼酎もいいもんが手に入りやすいし、なんで甘ったるいチューハイなんて飲まなきゃいかんのだという話(ちなみに、自分が酒を飲み始めた頃のチューハイは甘くなかったというのは、また別の話)。

普段の自分の食生活、根っからの辛党が甘党に変わったのかといえば、そんなことはまったくない。コーヒーはブラックだし、甘いもんには滅多に手は伸びない(食べられなくはありません)。

ひとつ、ある仮説に思い当たった。

実は、コカコーラ・ゼロが好きなのである。ライトとかスーパーライトとか、その手のモノを飲むくらいだったらクラシック飲むぜ、だって美味しくないんだものという感じだったのだ。ところが、まあモノは試しとゼロを1回飲んでみたら、この手のオフカロリー飲料で初めて美味く感じた。元々炭酸飲料なんて、週に1回かそこらしか飲まなかったんだが、最近は、500mlのペットボトルを1日1本位のペースで飲んでいるような気がする。

で、チューハイ、最近はカロリーオフ商品なんだね。つまり、おれは最近のこの手のカロリーオフな甘さが好きなんじゃないかと。カロリーオフな甘味料も随分進化していて、最近の人工甘味料の甘さは、後味がベタベタしなくて、さっぱりと美味しく甘いような気がするんだよな。自分は添加物がどーのとか人工だからどーのとか、そういうのは気にしないタイプなので、自分が美味く感じればそれでいいのだ。

それにしたって、高々チューハイ飲むのに、いちいち理論武装している自分ってどうなのよとは思う。いい加減うぜーよというか。いい加減じゃなくて、最初からだとか言ってはいけない