電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

ネットで人気者になる方法

さて、このタイトルで新連載開始。

最初にお断りしておくが、現時点において、自分は人気者でも何でもない。ここ重要。素晴らしい経営本は、必ずしも経営が上手くいって大儲けした奴が書くとは限らない。会社を潰した奴の方が、出来のいい本を書いたりする。だから、決して人気者ではない自分が、人気者になる方法を書けないことはない。

というようなことはよく言われるが、実はこの連載は違うのだ。これから、おれが、あくまで、おれが人気者になってやろうと思うのだ。本気も本気。本気と書いてマジ。で、その過程を、実況しようと思っている。つまり、こういうことをやったら、ほらこれだけレスポンスがありましたとか、そういうことを延々書いていこうと。

つまり、この連載、自分が人気者になる為の実況連載ということになる。なれるのか、おれ。ホントに人気者になれるのか。まあ、多分なれない。けれど、それならそれでいいのだ。その苦闘を面白く書ければ。

最近このブログの傾向としては、ネットネタやらアクセス数ネタを書くと、このブログ自身のアクセスが増える傾向がある。つまり、ネットをディープにやっている奴は、ブロガーであったり、どっかでSNSやったりしたりしているので、多かれ少なかれ、ネットネタとかアクセス数ネタというのは、関心事なんだね。昔から純文学の文芸誌の固定読者は2万人で、その半分以上は、作家志望の人間だなんて話があって、ニュアンスとして似ているかもしれない(この出版不況の折り、文芸誌が2万も出ているわけもないと思うが)。

何百万という人がブログをやっていて、勿論、「よーしアクセス増やして人気ブロガーになってやるぞー」とか、「アフィリエイトでバカバカ儲けてやるぞー」とか、そこまで行かなくとも、ブログを更新することに意味を見出す人がいて、例えば、人気商売をやっている人やアクセスが営業に直結している人なら、それは無条件にわかるものの、それ以外の職種の人にとって、ブログやSNSで何かを書くという行為に、どれだけ意味あることなのかと考え始めると、これはかなり難しい問題となる。が、まあ、それはどうでもいい。取り敢えず、書く動機がある人に向けて書く。

自分は、少なくともアクセスを稼ぐ動機があるし、少しは文章に自信もあるし、何よりネット知識も技術もそこそこあるし、ネットで「立体名刺」(マルシー勝間和代)を作らない手はない。この方法を取らずに何の方法を取るのかというくらいネット向きなわけで。他人のことなど考えていられない。

だから、一般論はそんなに多くは書けない。そもそも、実名晒してネットやる奴自体が、ごく少数なのであって。デメリットでもあるけれど、メリットにも成りえるだろうこの状況をどう生かすか。状況は、かなり特殊なのだ。

TUFの成功や、PRIDEの煽り映像への評価から、格闘技関係者は、ネットといえば、やたら映像をどう利用するかという発想に傾きつつある。気持ちはわかる。間違ってない。だけどね。映像はコストとの勝負になるのだよ。どんなにアタマを捻っても、ある程度のカネとそれなりの労力が必要で。自分にそんな余裕はないので、弱者の戦略を取る。

みんなが映像に走るので、私が文字を独占させて頂きます。