電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

まずはモチベーションが必要だ

しかし、この連載、まったく反応ないんだが、どうなっているんだ。アクセス関連の話は下品な話(極論すればカネ儲けの話と一緒だ)である為、コメントし難いだけなのか。そうだ、そうと決まった。実はナウなヤングにバッカ受けしていると断定して進めよう。

延々長年に渡って、ネットのあっちこっちで暴言を飛ばしてきたからこそ、ある程度の読者がついた。が、そうやってついた読者を前提にしたアクセス数くらいなら、今ならネットのあちこちにあるシステムを利用することで同じ程度、いや上回る数字は稼げる。

というのが、前回までのお話。

いやね、正直、そんなことやって稼いだアクセスなんて偽者だ、おれみたいにコツコツ稼いだアクセスこそが本物なんだと言いたいわけだ。が、残念ながら、言えないんだな。

勿論、ありがたいのだ。凄くありがたくて、うれしいのだ。面白い、いつも読んでますと言ってもらえるのは。いつか、おれが本でも出したら、ひょっとした買ってくれる層なのかもしれない。「永遠の冬」とか「スマックガールはもう忘れろ」とか。……ねえよ。

実際のところ、そうやって自分のブログを誉めてくれる人と、単なる通りすがりのアクセスは、哀しいかなまったくの等価であって。昔のブログでも、今のブログでも、延々自分がやっている格闘技興行のことを書いて、それで実券にいかほど反映したかという話になってしまうのだ。残念ながら、全然反映しないわけだ。勿論、応援してくれる人はいる。が、チケット実売という話になったら、それはもう誤差の範囲程度の数でしかない。

特に、アフィリエイトで小遣い稼ぎたい人だったら、どんなカタチでもいい、アクセス数の多さが実売に反映する筈だ。勿論、アクセスを稼いだ上で、やらなくちゃいけないテクニックやらノウハウは勿論必要だ。詐欺的とまでは言わないまでも、騙しでクリックさせるテクは間違いなく必要だろうし、そうでなくとも、煽りの文章の上手さとかが必要になることは、言うまでもない。

自分は、アフィリエイトには、あまり興味がない。が、興味はゼロではない。こうやってブログに文章書き飛ばして、それで小遣いが入るなら、ありがたい限りで。まあ、いいや、アフィリエイトの話は、また別項に改めて書く。

お前、チケット買ってもらう為に、必死にブログ書いてるの? と言われれば、今は「はい」と答える。いや、多分、自分が格闘技関係の仕事に復活しなくとも、多分ブログは復活させていたとは思う(というか、実は匿名でしばらくやっていた)。文章書くの好きだしね。けれど、ここまでは必死にはならない。今は、自分のやっている格闘技関連の宣伝をしたいというのが、一番のモチベーションであることは確かなのだよ。

例えば、グリフォンさん(id:gryphon)のブログを読んでいると、つくづく不思議な気分になる時がある。その拡大戦略(というか、要はアクセスを増やそうとする意思、悪く言えばそのアクセス乞食っぷり)と、旺盛な執筆欲。アフィリエイトへの無欲ぶり(というより嫌儲にしかみえない)。グリフォンという個人を売ることについても、何故か、ほぼ無欲(じゃないのかもしれないが、プライバシーの露出は極端に嫌がる)。データ蓄積主義。内容もまあ面白いと言っていいでしょう。一体何を目指して、グリフォンさんはブログを書いているのだろう。何が楽しみなのだろう。凄いなあ。

つまり、動機はどこにあってもいいんじゃないかと思うのだ。やりたい奴はやる。やりたくない奴はやらない。それだけの話で。他人の動機など、とどのつまり、よくわからない。それでいいのだ。貴方にあれば。おれにあれば。

でだ、とにかくこうして、自分はブログを必死に毎日書いている。ネットで人気者になろうと決めた。だったら、欲しいのは何か。やはり、アクセス数じゃないのだよ、読者なのだ。

あれっ意味ないんじゃないのか、読者なんて。と話が元に戻ってしまったところで、次回に続く。