電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

目覚ましの音

目覚まし時計の音は、けたたましい音がいい。最近の電池式の小型置時計というか、目覚まし時計は、音が単調な電子音であることが多く、どうもあれはよくない。音に慣れてしまい、いくら鳴っても目が覚めなかったりする。多少、不快感のある音がいいのだ。神経にイガイガ刺さってくるような音が。

勿論、大音量を鳴らせるなら、タイマーでもセットして、ひたすら大きい音で、好きな音楽でも鳴らせば、それはそれに越したこないんだが、狭いマンションで生活していると、近所迷惑を気にしてしまい、これはやり難い。

最近は、携帯のアラームで起きているんだが、これはたまたまデフォルトで入っていた音の中に、やや不快な音があって、使ってみると、見事に目が覚める。起きている状態で聴くとそんなにイヤな音ではないんだが、微妙に不快。その微妙さが絶妙で、ちゃんと目が覚める。一旦、起きてから、またセットし直して、あと5分をやってしまうとしても、必ず一旦は起きざるを得ない。

音楽に好みがあるように、不快な音にも個人差がある筈で、自分にとって不快な音が、他人にとって不快であるとは限らず、ここが難しい。つまり、誰でも目が覚める目覚まし音ってのは、存在しない筈で。

さらに言えば、出来ればいい音で目が覚めたい。たっぷり睡眠時間が取れるなら、それでも充分目が覚めるのかもしれない。が、仮眠を2時間とって、深夜にモゾモゾ起きだして仕事しなくてはいけないような不規則な生活をしている自分のような人間にとっては、ここ一番で起きる為には、やはり不快な音で不快に目覚めることを選択せざるをえない。もう少し若ければ、寝ないで仕事続行してればよかったんだが、そんな気力と体力は、もうないのだ。目を覚ます為に、不快な音を鳴らす目覚ましを、わざわざセットする行為自体が、かなり不快。ああ、またあの音を聞く為に、おれは寝なくちゃいかんのか。

などと書いている暇があるなら、あと30分寝られたのだ。しかし、おのおの方、書かねばならぬ書かねばならぬ。わしゃ毎日書かなくてはならんのだ。ちなみに、未だ忠臣蔵だけは、どこが面白いのか、さっぱりわからない。東京っ子なので、オシャレで皮肉屋の吉良さん好き好きー。