電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

シンケンジャーに真剣に泣かされた

シンケンジャー、最終回、予想通り素晴らしかった。彦馬さんが甲冑まとって、ヤリ振り回したら、もう号泣。勿論、戦隊モノ史上、おれ的最高傑作確定だ。そもそも、戦隊モノちゃんと見切ったことすら、ほとんどなく(恥かしくなって、途中で止めてしまう)、まったく観てないものも多いので、あまり無責任なことはいえないんだが。ここ数年の仮面ライダーは全部観ているので、それを含めても、おれ的スーパーヒーロータイム最高傑作だと思う。

心配になってしまうのは、ここまで大人向きに作ってしまって、子供受けはよかったのかということ。シンケンジャーグッズは売れたのか。まあ、こんなことを自分が心配していること自体、病んでいるなあとは思うものの、売れてくれて、こういう対象年齢を、ぐっと上に引き上げたものを、またやってくれないと、自分にはまったく楽しめなくなってしまう。まあね、次シリーズが、また対象年齢が下がって、観るのが恥かしくなってしまうようなモノだったとしても、今年の記憶はなくならないわけだが。

最終回、6人の若者が、吹き替えなしの殺陣をがんばって見せていた。後楽園でショウをやっているくらいだから、そこそこの出来。勿論、そこそこの出来でしかないともいえる。例えば、ジュウゾウとタケルの1回目の対決の殺陣なんかは、日本映画全盛期の時代劇と比較して劣るモノではなかったんだが、それは吹き替えだからこそ。これが特撮モノのアドバンテージだとも思う。しかし、まあこれ、大人の鑑賞に耐える殺陣は、子供向けの特撮モノだからこそ比較的容易に実現出来るというパラドックスでもある。

それにしても、このチームで続編作って欲しいなあ。映画は出来るだろうけど、次のゴセイジャーとのカップリングだろうし。何とか単独でやって欲しい。

そうそう、次のゴセイジャーは天使だそうで。天使といえばあれだ。ピーター・フォークが出てきて、おや、そこにいるね? そうして、おれは世界のすべてに瞳を閉じて。ううう、またオチで意味不明なこと書いてしまった。