電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

大冒険譚

昼寝をしたら、おかしな夢をみた。普段、滅多に夢を覚えていないタイプだが、たまに波乱万丈の夢をみる。が、内容が抽象的で、どうにも説明しにくい場合が多い。が、今回は、やけに具体的。簡単に文字に起せる。

自分を含めた5人グループで、30兆円を強奪し逃走中という設定。

まずは、30兆のうち、1人5兆、合計25兆を使って、外貨不足に苦しむ某小国から、5人分の国籍を買う交渉に成功。その国は、世界的にアンダーグラウンドの世界と関りが強い為、少しずつだが確実に、その30兆を洗浄出来るので、もうニコニコで我々5人匿ってくれる。

というあたりは、文字情報的に設定がはっきりしてて、展開されるシーンは、逃亡中の自分らグループが、豪華なホテルのスイートルームか、田舎の鄙びた豪邸で、くつろいでいるシーンが断片的に続いていく。

で、くつろぎながら、いやあ、これで何とかなるねとか、1人1兆円あるんだから、もう後の人生安泰だとか、そんな話をしながら、のんびり酒ばかり飲んでいて、ホテルマンのサービスや、鄙びた豪邸を管理する老婆の心遣いが身にしみたとか、そんなことばかり言い合いながら、お互い満面の笑みという夢。なーんの不安もないの。

フロイトを引くまでもなく、夢は何らかの精神状態が象徴され表現される場合が多い筈だが、おれは冒険したいのか、怠けたいのか、さっぱりわからない。……やっぱり、将来的に怠ける為には、今思いきり冒険しろという暗示かしら。