電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

アンドロイドはiPhoneの夢を見るか?

ここで「iPhoneでホームポジションがなくともブラインドタッチは出来るのか?」という話を明日すると書いて、まあ例によって、1週間以上経ってしまったわけだが、ようやく書く。

結論としては出来ない。

勿論、これはおれの結論であって、出来る人もいるのかもしれない。が、ダメだ、ホームポジションがないと、ポジションがずれてきていることに気がつかないし、何と言っても、その修正が効かないのだよ。結果、タイプミスが頻出し始め、いかんいかんとポジションを戻す。当然、それは視認でポジションを戻す。つまりブラインドタッチではなくなる。

ブラインドタッチが何故早いのかという根本に戻るんだが、一番は視点を動かさないで済むこと。

これは出来るようになった人なら、誰でも理解出来る話なんだが、出来ない人は、ここが感覚的に理解できない為、どんなに楽になるかがイメージ出来ない。当然ながら目の疲労度も全然違う。で、さらに勘違いしている人だと、ブラインドタッチというのは、目をつぶったまま打てることだと思っていたりする。全然違うわけ。何に対してブラインドなのかという話であり、キーボードを見ていないことであって、目は入力された結果を見つめているわけだ。結果としてミスタイプがあればそれをすぐ修正出来るという。それがブラインドタッチの理屈。

で、iPhoneのブラインドタッチ。厳密には出来ない。書き出しのタイミングだったり、しばらく打った後だったりに、視点を移動をして、ポジションがずれてないか確認する必要がある。ここからは、もう個人の癖の範疇だと思うんだが、それを頻繁に発生させない為に、例えばなるべく遠目で見て、入力結果だけでなく、手のポジションを確認するとか、視認するタイミングを例えば一段落打ち終わった後のみだけするとか、自分なりの定例作業化して、癖を付けていけば、そこそこいける(筈)。

数日前ツイッターで呟いたんだが、いわゆる「携帯打ち」より明らかに早く入力できることは、万民に向けて圧倒的事実と確信していたフリック入力、「出来ない」と明言する人もいたりして(特に携帯打ちに慣れ過ぎている若い人にその傾向があるそうで)、びっくりしたんだが、まあこんなことはどうでもいっか。おれが早く打てればそれでいいや。……何とも投げやりな結論だなあ。

というわけで、iPhone関連では、今自分が興味あるのは、ホリエンモンの書いているこれ。

てかXperiaなんぞなんで買うのかさっぱり意味不明だ。iPhoneのあの使いやすさを考えたらクソだと思う。スマートフォンのなんたるかが分かっていない。ソフトウェアとハードウェアを密に連携させてこそのスマートフォンだ。そして操作性とスピード感が一番大事だ。Java VM上で動かすとか狂気の沙汰だ。遅いに決まってる。http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10543569646.html

ホントかなあ。確かに前提としてはその通りだと思う。特に「操作性とスピード感が一番大事」というのは、強く同感。けどさあ、別にエクスペリアってことじゃなく、やはり可能性としては、アンドロイドに分があるような気がしてならないんだが。だってさ、グーグルって速さで勝負してきたところじゃん。検索にしてもクロムにしても(遅く重いもんも山ほど出しているけど)。ジャバ云々なんて当然ながらわかっている筈でさ。最新版は恐ろしく早いという噂も既に出ているしね。

まあ、今年の後半には、2台持ちしているドコモの方は、アンドロイドにするつもりでいる。エクスペリアとは決めてないんだが。つまり技術者としての興味は、実は既にアンドロイド端末に向かっていて、その練習期間として、iPhoneで遊んでいるみたいな感じ。