電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

ヴァルキリー06、極私的見所

続いてカード見所。これもツイッターで呟いたものの再編集版です。結構、下記飛ばしているので、勿論、多少の推敲も加えてます。

数時間前に呟いた19日の土曜日に行われるヴァルキリー06の入門編はこちらにマトメました。 http://htn.to/e6N9nv さて、試合見所にいきます。

文字数アレなので、ツイッターでは敬称略とさせてもらいます(ブログに転載する時にはつけます)。あとオフィシャルじゃないので、多少踏み込んだこと書くかもです。選手の皆様、失礼のほどはお許しください。あくまで文責はメモ8個人ということで。

□第1試合 女子フェザー級(-52.2kg) ノーヴィスルール 3分2R
sakura(和術慧舟會東京本部)vs.バタフライナイフ ユカ(MMA/修斗ジム BLOWS)※デビュー戦

この試合のみ、ノーヴィスルールというのを使います。sakura選手は2008年のヴァルキリー旗揚げ時にデビューもまだ未勝利。ユカ選手は今回がデビュー戦。つまり安全面を考慮して寝技での打撃は一切なしルールを採用します。2人ともこれからの選手ですし、過去試合が多くないので展開とかは全然予想つきません。ちなみに体重は52.2キロ以下の女子フェザー級という階級です。体重分けに厳密に拘るのは競技指向のひとつです。

茂木Pブログ、あっご紹介するの忘れてました、ウチはこの現役の女子総合格闘家であり女子柔術のパイオニアといわれる現役柔術家でもある茂木康子( @mogyu_ )、この美人プロデューサーが色々とプロデュースしていて、それも大きなウリのひとつです。

この茂木Pブログに、画像入りで、2人の意気込み載ってます。
【sakura選手】 【バタフライナイフユカ】


□第2試合 女子バンタム級(-48.5kg) 3分3R
スギロック和術慧舟會A3)vs.森岡 恵(和術慧舟會岩手支部

この試合からスタンダードなルールになります。この2人、両者ともデビュー2戦目で、今年の2月大会で素晴らしい勝ち方をしています。つまり有望新人同士が、いきなり激突と。この試合は48.5キロ以下の女子バンタム級という階級です。

2人とも所属に「和術慧舟會(わじゅつけいしゅかい)」がつきます。慧舟會は日本最大規模の総合格闘技道場のチェーン店(?)。ヴァルキリーを主催するGCMがその運営母体でもあります。つまりホームな選手同士なんですが、東京と岩手と支部が離れているので、同門対決もOKと。厳しいカードだと思います。

茂木Pブログ、2人の画像入り意気込みはこちら。
【スギロック選手】 【森岡恵選手】


□第3試合 女子ライト級(-56.7kg) 3分3R
葛西 むつみ(パラエストラ東京)vs.あやめ(和術慧舟會RJW/HTW)

この試合は一転して新旧対決。葛西選手は2003年プロデビューですから、ベテランと言っていい選手です。試合数こそ、そんなに多くないですが、この階級(56.7キロ以下の女子ライト級)では実力者です。対する、あやめ選手は2月大会でデビューしたばかり。快勝でした。

実力者対ホープ。そんな対決です。茂木Pブログ、2人の画像入り意気込みはこちら。
【葛西むつみ選手】 【あやめ選手】


□第4試合 女子ウェルター級(-61.2kg) 3分3R
藪下 めぐみ(FIGHT CHIX)vs.中井 りん(修斗道場四国)

この試合も新旧対決です。が、第3よりランクがあります。藪下選手は女子総合のレジェンドです。自分は藪下選手が2001年に凄い試合をしたのを、たまたま観て女子総合に出会い、いつの間にかこんなこと書く立場になってます。未だバリバリの現役です。対する中井りん選手。現在日本国内最高のホープと言っていいでしょう。プロデビュー以来、未だ無敗でここまで来てます。筋肉美がモノ凄い選手です。筋肉つけて階級ひとつ上がりました。61.2キロの女子ウェルター級という階級です。

勢いは中井選手にあるでしょう。が、藪下選手が何故レジェンドであるのか、わかる試合なるかも。柔道出身で国際大会でも実績を残す藪下選手は、相手が柔道出身者だとキラーになるケースが過去に何戦もあります。そう、中井選手も柔道出身なんですね。凄い試合になる予感がします。

茂木Pブログ、2人の画像入り意気込みはこちら。
【藪下めぐみ】 【中井りん】


□メインイベント 女子フライ級(-45.4kg) 初代チャンピオン決定トーナメント決勝 5分3R
大室 奈緒子(和術慧舟會東京本部)vs.玉田 育子(AACC)

タイトルマッチです。4人のトーナメントの決勝で、勝者が女子フライ級(45.4キロ以下)の初代チャンピオンになります。この2人、ベテランです。ヴァルキリーは旗揚げからまだ1年半ですが、女子の総合をやっている団体は他にもありました。

この2人、チャンピオン直前までは行ってますが、本来この45.4キロという階級が向いてるにも関わらず、この階級自体が存在しない団体が多く、上の階級での試合が多かったわけです。なので2人ともベルトに届かなかった。だから悲願のベルトという感じです。

しかもこの2人、2008年11月の旗揚げ大会で引き分けでした。それ以来、2人とも負けてません。決着戦がタイトルマッチです。ヴァルキリー2本目のベルト決定の瞬間がやってきます。この階級は多くの外国人には軽過ぎて、アメリカでもほとんど行われていません。つまりヴァルキリーのベルトが世界一決定戦です。

茂木Pブログの2人の意気込みはこちら。
【大室奈緒子選手】 【玉田育子選手】


最後にルールを簡単に。殴る蹴る投げるなんでもありです。反則技をあげた方が早いと思います。グラウンド状態になっている相手への顔面への蹴りは禁止です。あと顔面への肘打ちはスタンドでもグラウンドでも反則です。他にも細かい反則はありますが、基本は寝てる相手の顔は蹴っちゃダメと覚えてください。逆にいえば反則技以外の攻撃はOKです。本場アメリカのルールとほぼ同じです。試合形式は基本は3分3R。メインのタイトルマッチは5分3R。第1試合は3分2Rです。

今日はここまで。