電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

ジャン斉藤は言ってはいけないが、メモ8は言ってもいいこと

昨晩は、延々、kamiproツイキャスで揉めていて(苦笑)。詳細はそこここに残っている筈なので、興味のある方は探してください。

自分としては、先方に認識してもらいたい部分を公の場で明確に認識してもらい、担当者ともツイッター上とはいえ直接会話出来たので、少なくとも、これで事態が後退したことはないし、かと言って、昨日で新たな火種が生まれたということもない。と、現時点では控えめに評価しておく。まあ今後何かいい方向のモノが生まれるどうかは、それぞれが何を考えどう行動していくかによると思う。

が、本題(自分にとっての本題は、kamiproにとってのサブサブ位なわけだけど)以外で、ジャン斉藤編集長に直接「それはメモ8さんよくない」と言われ、まあそこは今本題じゃないので、深くやらずにおくかと思って軽く流したことがあって。

何だ、結局新たな火種をおこすのかよ。いえいえ、別にこの件で喧嘩するつもりもないし、何をしてもらいたいわけでもないんだが、今じっくり考え直してみても、やはり、書く側/書かれる側、載せる側/載る側の双方(とあえて陳腐な二元論で表現しておくが)で、激しく認識の相違があるなという話なんだな。

こんな感じ。語彙を正確には再現していない。分かりやすくする為に言葉を補足している。

メモ8:あの件は、かくかくしかじかで、こちらとしては、結果としてxx選手のインタビューを「押し込んだ」んだから、それでいいんです。
ジャン斉藤:その「押し込む」という言い方はよくない、それじゃせっかく実績を残した(にも関わらず、政治交渉の結果でインタビューが載ったみたいで)、xx選手に失礼だし可哀想です。

確かに、マスコミの方々、「バーター」とか「押し込む」とか、そういう言葉が表に出るのを嫌う。その事自体は、マスコミ側の取材対象への礼儀と配慮ということで、普通に理解出来る話だ。実際、上記会話の後「だって事実でしょ」的なことを書いたら、「そうであってもそれは言ってはいけない」的なことを言われた。それもわかる。

しかしだよ、メモ8がそれを言ってはいけないというのは、やっぱりおかしいのではないか。つまり、こちらとしては「バーター」や「押し込ま」なければ、実績残しても載せてくれないということを言っているわけであって。単に配慮という意味では、上記のxx選手サイドには、事細かに事情を説明し、結果押し込んだインタビューであるというところまで、丁寧に説明して、取材を受けてもらっているわけで。マスコミ(いやこの場合はkamiproであると限定した方がいいだろう)にとっては、その程度のモノでしかない女子総合であるけれど、一緒にがんばっていきましょうと選手サイドと、協調してやっているんであって。

だからと言って、それをあえてファンに言わなくてもいいだろと、取材する側が言いたいのもわかる。けれど、そうでもしなければ、載せてもらえない女子総合(と繰り返し言うのも女子総合に失礼だな、メモ8周辺とあえて自嘲しようか)の現状を、ファンの方々にも伝えたい、言いたいが為に、こちらはあえて「バーター」「押し込む」という言葉を出しているわけで、ジャン斉藤言ってはいけない言いたくないというなら、それはそれで構わないし、それは正しいとも思うが、自分の立場としては、いくら言ってもいい筈だし、言うべくして言っている。そういう話なんだが、如何だろう。

そんなこと、ファンに伝えてどうすんだという話なら、もう理由は簡単で。女子総合の世界に、2006年頃から鳴り続けてる警報が、去年から今年になって鳴り止んだのかといえば、そうではないということ。ちっとも好転していないどころか、警報の音はさらに大きくなっていると、自分は判断しているということ。男子ですら、こうなっている現状を受けて、女子だけが、急によくなるわけないだろう。ここまで困難が増してしまったら、ファンにも関係者にも正直に事実を告げて、助けてください、応援してくださいと訴えるしかないだろうと。

その意味では、自分はずっと炭鉱のカナリアであったし、ようやく関係者が認めることが多くなった昨今、自分の言ってきたことは間違ってなかったという証明でしかないと思うんだが。