電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

やっぱり凄い「アウトレイジ」

12月のアタマにDVDが出た「アウトレイジ」。劇場公開時の感想は下記に。

『何もないからこそ凄い「アウトレイジ」』

年末に買ってもう2回観てしまった。劇場公開時も1回観て、しばらくして辛抱堪らんという感じで、もう1回行ってしまったし。つくづく、傑作だと思う。この映画が北野作品のナンバー1という評価が出ても異存ない。

ただ一点。上記のエントリーで書いたように、情趣を削りきってしまい、後から思い出して、愛おしくなるようなシーン、豪快な破綻っぷり、思わせぶり、出鱈目さ、そういうシーンが初期作品には満ちているのに、「アウトレイジ」、あまりに緻密に作られ過ぎていて、そういうシーンがないのだ。だから、傑作だと思っても愛おしさに足りなくて「一番好き」とはちょっと言い難い。

続編が、今年後半の封切りが決定していて、そっちは超不安。

同じこと2度やって、同じになるんだろうか。平成ガメラみたいに、傑作であった1を、さらに捻って、2のような傑作を作って、3はやらないで終了みたいな感じになってくれればいいんだが。続編作るなら「座頭市」の方が観たい。

 

 

そうそう、上記左の特典つきのブルーレイ版が欲しかったんだが、おれ、まだブルーレイ再生する環境もってないんだよな(苦笑)。これから豪華な特典がつくような場合は、何でもブルーレイになってしまうことが予想され、そろそろ環境揃えなくなゃいかんか。今年の目標は貧乏生活を脱出して、ブルーレイの画質を実感出来るモニター含めたホームシアターを作るということにしておこう。いやまあ、そんな大それた目標は最初から諦めていて、せめて人並みの生活が送りたいだけなんだが。