電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

ハゲ対プルトくん・第1話「100億円寄付します」

脱原発の方向性を、わずかに匂わせるだけで、日本嫌いのサルコジがわざわざフランスから飛んでくるのであって、その途端、明らかにトーンダウンしてしまうイラ菅も如何なものか、と指摘するだけなら簡単なんだが、話はそういう事ではなく、現政権にしてみれば、もう人気取りの最後の手段は、脱原発しかないわけで、だからこそ、水面下で色々なところとの合意形成に向けての、正義の脱原発ツイート乱れ呟きの開始だとは思う。

レガシーでエインシャントなフレームを破壊する為に選ばれた経済人が、電波と光ファイバーと電線をごっちゃにして金儲けする気満々の、少なくとも頭皮の隠蔽は行ってない、大衆人気の高いおっさんというのは、確かに狙いは悪くないと思うものの、自分はこのおっさんのやっている事を、あまり信用出来ないので、それなりの不安は感じるわけだ。

かと言って、原発は危険なんです作ってはいけないんですという、以前からの反原発な主張は、左翼・新左翼のありがちな反体制運動に回収されてしまい、実効力はまず持ち得ないという歴史を、我々は何十年も見てきたわけで、それならば、ハゲ対プルトくん・第1話「100億円寄付します」というのは、初回のインパクトとしては上々なのではないかと思う次第である。ゴーカイジャーくらい。

どんなジャンルにおいても、マークとスマートの嗜好というのは一致するものであり、こうなるなら応援するしかないではないか。やりましょう。