ファイトマネーの話を公でするなんて何て下品なんだろう
昨日の続き。グリフォンが間抜けな突っ込みをするので、コメントしたことを転載しておく。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20111206
gryphon 2011/12/07 04:03
(前略)
ただ、記録として興味深いのですが
いわゆる、定性的な「或る」「無し」とは別に、定量的な「規模」としては、そちらの主催興行では、選手の総ファイトマネーの何%ぐらいが具体的にはチケットだったのでしょうか?
memo8 2011/12/07 06:59
選手にいい顔する必要があり、総合の世界で最初は現金払いがほとんどだったのは多分ホント。そう始めてしまえば「あのーすいません、次回からチケット払いにさせて頂きます」とは言い難くなってしまうのも当然。このふたつを前提として。
さらに自分は複数の興行に係っているし、当然ヨソの話もそこそこ知ってはいる。なので、下記は自分係った団体ということではなく、一般論として。
「全員FMの何%はチケット払いにさせて頂きます」というようなキメは存在しないのが普通。この辺は実に日本的な曖昧な世界。但し理由は明確で。例えば5割をチケットで払うとキメを作ったとしましょ。FMが5万の選手はまだいい。5千円のチケットを5枚渡せばいい。ところが、50万の選手はこれだけで大量にチケットを抱えることになる。50枚くらいなら売れる選手は当然いる。いるが、FMが高い選手ほど不利になるようなキメは作れない。この事から想像できるように、総じてFMが低めの選手は「初参戦なのでチケット1万円分だけ」みたいなケースがあり得る。つまり0%から100%まで色々なケースがあり得る。
また、チケット払いはエクストラに使われることも多い。FM交渉で「あと一声、あと1万円」みたいな事になった時、「ではそれはチケットで」というように。つまり、当たり前の企業にあるような、給料体系表(職種がここで、勤続がここだから、等級が決まって給料はいくら)みたいなキメを持つ団体はまずないと思う。それだけ交渉内容が時と場合と人により多岐に渡るから。
さらには、FM以外の純粋手売りの選手分マージンも千差万別。一律1割のところもあれば、某番頭みたいにマージンゼロだったところもあれば(らしいぜ笑)、売り上げスライド制(何枚以上売るとマージン率が何割から何割に増えるとか)を取るところもあれば、席種によってマージン率を変えるところもあれは、FMは低く抑えるけど内緒でマージンの高さで厚遇するなんて方法もある。つまり、世間知らずなマスコミが考える以上に、プロモータサイドはこの辺りは昔からとっくに色々試行錯誤しているということ。っつーか、普通考えるだろ、チケット売ってもらうんだから。
memo8 2011/12/07 07:01
そうそう、修斗は結構細かく体系決まってるらしいよ。修斗のことはあんまり知らないけど(という事にしておこう)。
gryphon 2011/12/07 07:12
でもこの「前提」部分で十分あちらは「俺の書いたことは間違いじゃないと証明された」とどや顔できるかも(笑)
(後略)
memo8 2011/12/07 07:43
>どや顔できるかも(笑)
タカリ風情がしたいならすればいいだろ。って誰にするんだよ。沖縄で山に埋められちゃえばよかったのに。