電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

今年もよろしくお願いしません

今年で五十になるというのに、未だこんな事書いてるのって、いい加減どうなのよとも思うんだが、まあしょうがないよな、そういう性格なんだし、歳取れば、頑固で偏屈になるのは当然で、こうやって益々世にスネ、けっ、とか言いながら、嫌なオヤジ化が加速度を増して激しくなり、延々誰にも相手にされず、そうして墓石に一言ノンと刻まれるどころか、墓すら残らないわけである。

自分はすごく真っ当な常識人で、その凡庸さがいくつになっても自分で好きになれず、けれども、大胆に色々なモノを捨てる覚悟さえ固めると、意外と簡単に、人はシンプルに変わり者として生きていける事に気付いたのが、ここ数年の事なんだが、以来、自分の事を頑固で偏屈と書きながらも、実は、脳みその中身益々柔軟で自在になり続けている自信だけはあって、若い頃は周りに石を投げれば、自分より賢い奴などいくらでもいて、石は当たりまくりだったのだが、最近ではいくら大量に石を投げてみても、まったく当たらない、おれは遂にこんな所にまで、歩みを進めてきたのだと一瞬思ったものの、周りをもう一度見回したら、誰もいないだけだった、そりゃ石も当たりません。