電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

停滞する英語学習

ブログのみならず、英語学習についても、このままずるずると何も書かなくなってしまって、しかし英語に関しては、何年後かになって、ふふふ、実はペラペラになりましたなんていうのもカッコいいと思うものの、そういうカッコいい事は自分には似合わないような気がするので、やっぱり少しは書いておこう。

今月の初TOEIC受験は申し込んである。が、受験前から諦め気味。もう2週間しかないが、それ用の勉強は開始していない。試験内容くらいはちゃんと把握しようとは思っているけれど。

さて、どの程度どう勉強を続けていたか。時間的には、4月から5月のアタマにかけて、確かに英語に浸かったというレベルに到達したと思う。勿論、昨年11月の学習開始以降で、最高の勉強時間。

が、結果としては駄目だった。語学は短期間でも浸かるように集中的に学ぶべきという主張はあっちこっちで見かける。けれど、もうこの歳になったら、あまり意味はないという事なんだと思う。集中的に時間を使う事でドラスティックな進歩を期待していたので、かなり、がっかりした。だから、今時だと、カツマ先生と行く南の島で英語特訓1週間の旅とか、如何にも私は勝ち組ですと思い込みたい人達にウケそうな集中学習ツアーみたいなものも見かけるが、効果が期待出来るのは、いいとこ30代までなんではないか。50に手が届こうとする自分くらいになると、結局、頭の色々なところが固くなり過ぎていて、集中してやればいいというモノではないというのが実感。

このブログを読んでくださっている方なら、概ねご存知のように、自分は比較的日本語が達者である為、どうしても言葉に対する感覚を、自分の中の英語のそれを日本語と比較してしまう。そうして全然駄目だと、がっかりする。

何回も書いている記憶力の衰えもある。単語学習にしても、単純な記憶だけでなく、覚えられない事に苛立つのと同じくらいに、覚えたつもりの単語が使えない事にも苛立つ。完全に覚えたつもりになっていても、実際の文脈の中では全然意味が出てこなかったりする。クイズ形式で覚えた単語が、若い頃のようには身にならないんだな。応用的記憶力というか、それも衰えている感じで。

なので、学習方法を徹底的に見直し、目標(というか、時間的な期限)を変更する事にした。

元々日常会話が何とかというレベルは目指してないのである。あくまでペラペラになる事なのだ。逆にいうと、日常会話なら何とかというレベルならば、今からシチュエーション毎の日常会話集でもこなしていけば、もう数ヶ月で、そこそこ何とかなるレベルには来ている。そのくらい、耳は英語に慣れてきているし、発音もよくなった。

ここでようやく学習を開始する準備が出来たと書いた。が、それは日常会話なら何とかというレベルの学習への準備であって、ペラペラになるレベルにはまったく足りない気がするんだな。そこで、ここで書いたスクリプト付のCNN番組視聴をもっと増やして、いやもうしばらくはそれのみで、徹底的に耳だけでなく、目からも加えて(映像を見る事よりスクリプトを読む事で英文にも慣れるというのが狙い)、脳の深いところまで、英語を染み込まそうという方針を取ることにした。もう少し脳に染み込んでくれれば、単語だってもっと生きたカタチで覚えやすくなるんではないか。そういう脳内の回路が復活してくるんではないか。そういう事も期待して。あれだね、赤ちゃんが言語を習得していく環境を擬似的に再現する感じで。

TOEICの得点としては、今年中に700点、来年中に800点、んで、丸3年で900点超えと、目標のペースを緩める。つまり更に長期計画に変更。勿論、TOEICごときで900点超えたからと言ってペラペラというわけではない事もよく分かっているが、あくまで目安ということで。

そんなわけなので、しばらくはあまり進捗も感じられない作業を延々と繰り返すので、益々この学習レポートも書く事がなくなってしまうかもしれないが、それはそれという事で。あっ、TOEICの得点報告とかなら書けるか。低い得点を晒すのも恥ずかしいが、まあ恥ならかき慣れているしな。