電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

ルーパー・グリフォン

ここの続き。グリフォンの反論はここ

これさあ、こっちが何を言っても、延々屁理屈書き続けて、こっちが呆れて止めるまで続けるつもりでいるとしか思えないんだが。

IE】カーソルがタブに来ていない(青信号)→カーソルがタブの一部に触れると、×が浮かび上がる(黄信号)→押すと閉じる範囲に来ると×が赤に変色(赤信号)

【クローム】、上に対比するとカーソルがタブの外でも、一部に触れていても同じ(青信号)→クリックすると閉じる×が赤丸で囲まれる(赤信号)

せっかく、おれがボタンには「常態(ノーマル)/焦点(フォーカス)/押下(プッシュ)」の3つのステータスがあり、さらにはこのステータスとは別に、表示/非表示、有効/無効があると教えてあげたのに、まったくスルー。しょうがない、おれが整理しよう。

今回のグリフォンの分析からは、IEもクロムもプッシュが漏れているんだが、まあこれは本論とはあまり関係ないので、目をつぶってもいいと言いたいところだが、IEのプッシュは深く右下に数ピクセル沈む動作で、Windowsの操作作法に縛られたMSらしい挙動。まあここまで触れると、脇道にそれていくだけなので、最後にオマケとしてWindowsボタンのティップスとして載せておく(に留めるが、充分今回の話と関連はある)。

さてクロム。ノーマル時で黒バツ、フォーカスは、カーソルが「押すと閉じる範囲に来る」と赤丸反転、プッシュでさらに微妙に赤丸の色が変化する。プッシュがIEと比較して沈まず(右下に移動しない)、微妙な変化しか見せないのが、クロムらしい。のぺっとしてるんだね。

ちなみに、フォーカス時の動作(グリフォン言うところの赤信号)は、IEの方は黒バツが赤字化するだけなので、これ赤丸反転するクロムの方が、危険は喚起しているんではないかと最初から書いているのに、どうも前回は認めた気配があるそこは、今回はノータッチ。

これに加えて、グリフォンが「黄信号」として触れている機能。IEの方は表示/非表示の制御が、タブにフォーカスがくるか、最前面に出る場合にかかる。有効/無効のステータス制御は、このボタンについては、クロムもIEも使われていない(常に有効)。

さて、グリフォン、前回は新案を提示していたんだが、今回はそれには触れてない。つまり「常態1/常態2/焦点/押下」を要求するのはさすがに理不尽と理解できたのかもしれない(だったらうれしい)。で、何か新しい主張をしているのかといえば、何もない。元に戻ってしまっただけだ。

だったら、それはもう一回ここ読んでねという話だ。

簡単に繰り返す。グリフォンが望む、IEの表示/非表示の切り替えがホントに黄信号効果があるのか疑問だが、仮にそれを認めるとしても、クロムは最初から×ボタン表示をすることで周知を徹底し、かつ、赤信号をデザインの整合性まで破壊してまで強めていると最初から教えてあげている。

この件、早くもループしてしまった。

たださあ、このやり取りを見ても、この子ズルい書き方すると思うんだが、こっちが丁寧に説明したことについては、まったくコメントしないわけ。つまり今回の反論を見る限り、前回の「常態1/常態2/焦点/押下」を取り下げたのか、何となく触れてないだけなのか、はっきりとさせないわけだ。取り下げたと言いたくないのかしらね?

こんなやり取りが議論なのかのかねえ。おれにはそう思えないんだが。


さて、ひとつ間違いを認めておこう。失敗した。

いや、(語句不正確)なのではなく(内容正反対)とかもしくは(内容恣意的歪曲)と書いてください(爆笑)。
あの話に関して、猫と電子レンジ・・・つまり使いづらさというものが「法的責任が問われる」ことでそれが笑い話になり、作る側のにとっては理不尽だね、という話になる・・・、とぼくは教えてあげたはずですが。
つまり
ぼくも、
「裁判の場でそういう主張をした人が勝って、作る側が法的責任を負った(かどうかは知らないが)ら理不尽だ」、という立場に立っているんだけど?読解力が不足すると、かくもヒサンな目にあう・・・って、こっちが迷惑、「益々大変」なんだけど(笑)!!

これに関しては、実際のやり取りを読み返してみたら、確かに、かなりおれが歪曲していた。それは認める。記憶で書いてはいけないね。ごめんなさい。

が、しかし。実際のやり取りはこうなんだぜ。

nagao_memo8

要はさ、自分の情弱ぶりとミスを棚にあげて、オフィシャルに改善を求めてしまうその痛さが笑われているというところに気付けないのがアレなんだよな。しかも、とっくに火打ち石ではなくライターを、オフィシャルは既に提供しているということすら理解出来ないという。


で、グリフォンは、世の中には理系IT系に弱い人間がいっぱいいて、その人たちは知識を深めようとする必要はなくて、世界中はそこに合わすべきと思ってるんだよな。ハイレベルなことなら、まあその論理も分からくもない。けどさあ、DM見逃しちゃうとか、始めて何年してから言ってんだという。


もうそこまでいくと、次は、電子レンジに濡れた猫を入れてはいけないとは書いてなかったの世界に突入だよな。

gryphonjapan

巷に謬説を目にし、一つ糺しておく。一種都市伝説的でもある「猫と電子レンジ」話、あれ基本は「そして訴訟になった」、つまり【法的責任、賠償責任】が問われる事態に対し「そりゃ理不尽だ、滑稽だ」となってのオチだから。猫レンジを防ぐ機能なりデザインあれば、それ自体は普通に優れた工夫だから。


また一寸、本質を衝いてしまった(笑)

さてこれをどう読む? 確かに『作る側が法的責任を負った(かどうかは知らないが)ら理不尽だ」、という立場に立っている』。ここがおれの記憶から抜け落ちていた。が、同時にその理不尽な申し出によって実現する機能、過剰スペックについては肯定している。これも明らか。

「猫レンジを防ぐ機能なりデザイン」、仮にそんなものがあり得るとするなら、それは優れた機能であるから、搭載すべきと言っているとしか読めない。つまり、猫レンジという言質は「理不尽だ、滑稽」なのに、その言質が具現化させる機能は素晴らしいと言っているとしか読めないんだが。

だからこそ、遂にグリフォン、猫レンジを言い出したアホと、自分を重ねちゃったのかと記憶に残ったと。グリフォンの言う事は理不尽で滑稽だが、それが実現すれば、その機能は凄い機能なんだぜ!

これでツイッターへの要望の件への前振りにはなったが、もう長くなった。まだオマケもある。

その他の部分については項を改めて。本日中には何とか書きたいが、どうだろな。相当うんざりしてきたけど、ガンバリマス。ここまでについてのみで反論したいなら、それも結構。ここが自分の本論なので。

で、以下は上の方で書いたオマケね。グリフォンはどうせ読んでも分らないと思うけど、これは結構役に立つ。


 * * *


【初心者向けWindows操作ティップス「ボタンダウンとアップ」】

以下のツイートはグリフォン向けというわけではなく、そこそこ技術畑向けの雑感として書いたので、前回も前々回にも触れなかったが、この件周辺の話題として、自分はこういうことを呟いている。

まっ、プッシュアップでイベント拾うのが当たり前のOS文化(これはマックもWinも一緒)に、Webのダウンで処理する文化が入ってきて、色々混乱したんだよな。この辺、作る側で苦労した人は多い筈。

これ読んだだけで何のことか理解出来る人はあまり多くないと思うので若干解説する。

Windowsにおいて、操作者がボタンをクリックして何かが動作させた場合、ほとんどは「押されたボタンが元に戻った、つまり押しが解除された」状態(これをボタンアップと言う)のタイミングで処理を開始する。つまりボタンを「クリックした」と操作者が思っている動作は、多くの場合「ボタンがクリックされ、戻された」ことが処理の起点なのだ。

この件で、以下のティップスがある。初心者によく教える。逆に拙いPC操作をしている人がそこだけは理解していて、ああこの人本質を理解しているなと感心した覚えもある。

今回のクロムのタブ上の×ボタンで説明しようか(勿論IEだって同じ)。

まず×ボタンのフォーカスを取ってください(グリフォン曰くの「押すと閉じる範囲に来る」)。ボタンは赤丸反転します(IEなら赤字化します)。続いて、クリックではなくドラッグしてみる。つまり押してすぐ離すんではなく、マウスの左ボタンを押しっばなしにする。さてどうなるか。はい、微妙に色にエンジが掛かりましたね(IEだったら、右下に沈みこむ)。これが「押下/プッシュ」の状態。では、そのドラッグした状態で、そのまま「押すと閉じる範囲」から別の位置にマウスポインタを移動してみましょう。ボタンをドラッグするつもりで。そうして押しを止める。さてどうなりますか? あらびっくり。クリックはスルーされて何も処理されません。

Windowsのボタンというのはこういう動作をするんだということを理解しておくと、誤操作が格段に減る。ダブルクリックの場合は短い間隔で2回クリックしないと、ダブルと認識してくれないので、ドラッグ常態で止めておくことは出来ないが、シングルクリックの処理(つまりボタンをクリックする処理全般)は、クリックではドラッグするつもりで操作した方が、間違いなく誤操作が減る。

上記で書いた拙いPC操作をしている人、何故かこれを分かっていて、おれの目の前で危ないボタンを押そうとして「おや?」とか言いながら、上記方法で処理を回避して、その後で「これ押さない方がいいのか?」と聞いてきた。本質を掴む人って、こういうもんだと思います。