電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

高島学はジーナ・カラノのおっぱいが好き

昨日は「Gi Grappling 2008」の昼夜興行。

昼の女子の部は、元々は自分が作った大会みたいなもんだし、夜の部も、浜島さんには長年お世話になっていたこともあって、その演出のお手伝いを何年かさせて頂いていたこともあり、客席からそれを眺めていると、実に色々な思いが浮かんでくる。

最初に1番よくなかったところを書いておくと、昼も夜も、客席スカスカ過ぎ。告知/宣伝、もう少しがんばってください。

夜の部は、去年に続いて全国大会なんだよね。各地区大会を勝ち上がった選手達による。つまり、全国津々浦々から応援団が大挙バスツアーで押し寄せる、みたいなカタチになっていくのが理想であって。つまり、それが興行のカタチを取るか、競技会のカタチを取るかという、プロモーターが悩み続ける問題以前に、誰に見せるかという点で、現在のグラップリングの競技人口というかマイナー性の問題が最初に存在しているという。

例えば、高校野球なんて、応援団だけでなく、選手達も親のカネで、全国から自腹でやってくるわけだ。それだけの価値が、大会にあるんだね。が、残念なことに、グラップリングはそこまでの価値は築けていない。加えて、仮に、競技会としての頂点というカタチを取るんだったら、わざわざアブソリュートにのみに階級を絞る必要はなく、ましてや参加費に依存した方が楽チンなんだから地区予選すらせず、柔術のように、普通に各階級で全国大会を開催した方が、収益性という意味で考えたら有効な筈なのだ。

だからと言って、柔術グラップリングのプロ興行の最老舗である「Gi」が、プロとしてのニュアンスを、これ以上薄めていったら、それはそれで極めて残念なことで。益々注目度が下がってしまうというのもある。

こういう話を、昼の女子の部について考えてみると、女子は、さらに、もう一段階前のレベルにいる。何年かやってみて、グラップリングのみで、プロ興行を成立させる目処が立たなかったこともあり、プロアマオープン化して、参加費を徴収するカタチで、少しは収益を改善させようと考え、2006年に現在の形式にしたが、1年目は参加メンバーは、超豪華であったにも関わらず、びっくりするほど、一般客が減ってしまった。今年は、エキスパートとビギナーのクラス分けもして、さらに競技会路線に特化しつつあるようで(それはそれで間違っていないと思うが)、それで参加選手が倍増したなどということなら、間違いなく成功なんだが、残念ながらそうはなってない。

難しい。というより、答えが見えない。主催者側は、何の得もしないのに(採算が取れてないのだから)、使命感のみによって、とにかく、続かせる為の方法を試行錯誤していくしかない。

昼の女子の部は、塩田さやか、夜は、中村K太郎が、それぞれ圧倒的な強さを見せた。男子の方もその傾向は、多少感じられたが、特に女子の方は、この大会に向けるモチベーションの差が、ハッキリ結果になって現れていたように思う。

夜の男子の部は、熱心にマットサイドで写真を撮っていた高島学が、女子の部はやる気なさそうに、後ろの方にいたので、仲良し(と言ったら、高島に否定された)の自分としては、生臭い話を色々議論しながら見ていたんだが、し過ぎてしまい、覚えているのはジーナ・カラーノの話のみ。ガチバカの癖に、おっぱいだってさ。