電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

競技化するとつまらなくなる……か?

競技化が進むと、格闘技はつまらなくなるんだろうか? 自分はまったくそうは思ってない。が、そう看做す人が多いことも、また事実。総合に比較すれば競技化が進んでいるボクシングの長谷川穂積だって、競技とは関係ない、母親とのお涙頂戴のストーリーで盛り…

アマ・ボクシングを例にして考える

前回は、ブラジリアン柔術を例に取ったが、今回はボクシングを例に取り、数量化・抽象化の話となる。ボクシングと言っても、プロボクシングではなく、アマ・ボクシングだ。このふたつを挙げているのは、それぞれ組技系と打撃系の典型例で、説明がしやすいか…

数量化・抽象化を柔術を例にして考える

この数量化・抽象化と言葉を出すだけで、ああ面倒くさい難しそう算数苦手と脱落する人は多いと思うんだが、ここが面白いんだ。今から読み直しても、この回から数回が一番刺激的で面白い。そう思ってくれる人は少数派かもしれないが、だからこそ選ばれしエリ…

ジャッジ基準について考える

今回はボクシングとスマックガールを例に取り、ジャッジ基準の話を書いている。ボクシングでもK−1でも総合でも、ジャッジで物議を醸すような試合あると、必ず「もっと判定基準を明確にすべき」と言い出す人が現れる。多くの場合、その時点のジャッジ基準を…

競技性と興行性は多くの場合矛盾する2

今回の話は、ちょっと判定が難しい試合があると、掲示板やら何やら、ネットのそこここで、詳しい人が詳しくない人に、延々薀蓄をたれ始めることの多い話題。自分も延々やってきたし、他者同士のやり取りも、うんざりするほど見た。わかってしまえば当たり前…

競技性と興行性は多くの場合矛盾する

連載再掲に戻る。そろそろ、誤解する人が出てきそうなので、もう一度強調しておくけれど、これあくまで2006年に書いたモノの再掲なので、そこは誤解なきよう。今回の連載経緯は第1回の「興行屋よ、競技の旗を低く上げよ」を。上記第1回からの繰り返しとな…

トークライブ満員御礼

お陰様で、メモ8びっくり、二見さんもびっくりの客入りで、トークライブ無事終了。勿論、小さいハコだからそんなに大人数というわけではないんだが、あーんな有名な方やこーんな偉い方より、人数多かったというのが、実にうれしかった。ご来場の皆様、誠に…

最初で最後のトークライブ

さて、本日23日の日曜日、19時より水道橋でトークライブやります。23【イヤー最初の二見デー! 他言禁止! 総合格闘技界のヤバい話満載のトークライブ! 二見社長と長尾メモ8氏の共通点】 ■イベント名:ガチトーク“フタ・ミ塾”vol.24 二見社長×長尾メモ8〜…

競技とは何かを定義してみる

いよいよ「競技とは何か」という話。自分は20世紀の末から、あっちこっちの掲示板やら何やら、ネットのそこここで、こういう話を延々してきたわけだが、例えば、野球やサッカー(そして多くの学生スポーツ)などは、既に、こういう競技を競技たらしめてい…

10ポイントマストシステムとは何か?

連載続き。前回までの流れは、このすぐ右上のカテゴリー「ジャッジを考えると競技がみえる」をクリックすれば見れます。さて、いよいよ競技とは何か? となるかと思いしや、ここで1回割り込み。「10ポイントマストシステム」について。自分もよくわかって…

掲示板アーティスト、再び

というわけで、NHBNewsにも自分で告知してみたんだが。 http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52138242.html プロレス界の異端児、二見社長にお呼ばれして、トークショーやります。 総合格闘技大放談&ヤバい話…!?1・23(日)長尾メモ8氏&二見社長の…

これで刺激を受けなきゃ嘘

佐々木俊尚さんのツイッター経由で知ったこれ。著作権的にも大丈夫そうなので、ブログにも貼ることにする。 面白い、凄い。なにかを表現したくてたまらない悶々とした10代にはたまらなく面白い時代だろうなと思う。 /YouTube - test 〜富山県立高岡高等学校2…

ジャッジ方法の違いは競技性と関係する

連載、3回目。ようやく競技の話が出てくる。数回後に明確に競技とは何かは定義はするものの、だからと言ってここまでが競技、ここから先は競技ではないと、厳密に区別できるのかといえば、決してそうではない。だから、自分は競技「性」と度合いをつけて使…

まずはジャッジにはどういう種類があるのか考えてみる

さて、競技とは何か、ジャッジとは何かの続き。連載タイトルは「ジャッジを考えると競技がみえる」にした。読み直してみると、昔のブログの文章、無理してデスマス調で書いていたのが何とも辛い感じなんだが、まあそこはどうでもいっか。下記の具体的なプロ…

興行屋よ、競技の旗を低く上げよ

昔のブログで、競技とは何か、その具体例として、判定とは一体どういうことなのか、というのを実例を挙げながら、比較的アカデミックな論調で連載したことがある。自分のPC以外には、ログを残してない。が、その後も、これだけ競技と判定という問題に特化…

あえて盲打ちとタイトルをつけてみる

ブログを毎日更新していた時は、いわゆる普通の日常報告の日記を書く気がまるでないので、何か思いつくとすぐメモして置くという習慣を、習慣としておかないといけなかった。が、その習慣もあっという間に失われ、つまり日本語を打つ時間が格段に減り、お陰…

厨房の神様

年末の有馬記念、何年ぶりに馬券を買ってみた。勿論、当たるわけもなく、そう簡単に、ラッキーが空から降ってくるわけはないことなど、これだけ生きて来たのだから、もうわかっている筈なのに、それでも自分以外の何者かに期待してしまう。弱い気持ち。そう…

スイーツにGO!

NHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」の初回。豪快なスイーツ宣言だった。金ヶ崎の戦いで、小豆袋を信長に届けず、床に叩きつけたシーンこそ、田渕久美子の力強い「歴史は私が書く」宣言だろう。これはもう、関ヶ原に秀忠が遅刻したのは江の戦略的判断になら…

やっぱり凄い「アウトレイジ」

12月のアタマにDVDが出た「アウトレイジ」。劇場公開時の感想は下記に。『何もないからこそ凄い「アウトレイジ」』。年末に買ってもう2回観てしまった。劇場公開時も1回観て、しばらくして辛抱堪らんという感じで、もう1回行ってしまったし。つくづく、傑…

年明けくらいは格闘技

だからよお、年なんて明けたって、めでたい事なんてあるもんか、やってらんねえよ馬鹿野郎。などと、反抗期に入った中学生みたいな事を書くのも虚しいよな。益々格闘技に関することを、ここで書くことも減っていくだろうという感じなんだが、やはり年の暮れ…