電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

坂の下のドブ川3

本年度最終回(通しで9回目)の「坂の上の雲」、まあよかったんではないか。広瀬武夫に焦点を当てて。前回(って3回目は書いてないけど)の感想はこちら。自分は祖母や母から、そこそこ軍歌やそれに類するものを聞いていて、日露戦争モノだと何と言っても…

好きではないのに勧めたくなる2本の映画

iTunesで映画が廉価でレンタル出来るようになって、観よう観ようと思っていたんだが、ようやく2本観てみた。いい画質(HD画質って分かり難いよね)の奴を1本と、通常画質の奴を1本。画質的には、文句なし。自分の現在の環境(15インチディスプレイのPCで…

貸したままの岩館真理子

クリスマスなんだから、クリスマスらしい話を。最近はいわゆる少女マンガを読むことは、まずないのだが、基礎教養として若い頃はそれなりに読んだ。そう、基礎教養だったんだな。恐らく、自分と自分より数年上くらいの世代が、マンガやポップミュージックの…

キミが来る予定はないクリスマス

ツイッターやら何やらで格闘技クラスタの呟きを流していたりすると、「どうしても会場に1人だと行きにくい」的な発言を見かけることが多く、やっぱりそういう人が多いのかなあと思う。そういう人は例えば映画なんかでも1人で行くのはちょっとという人が多…

表現の自由を謳歌する裕次郎の兄貴

例の東京都の青少年育成条例、特に表現の自由とか何だとか、本題はちょっと後にして、自分が一番不思議に思ったのは、東京都主催のアニメフェスか何かに、大手の出版社が足並み揃えて不参加表明をしたこと。一社二社ならまだしも、こんなに短期間で揃うなら…

坂の下のドブ川2

「坂の上の雲」第2部2回目(通し7回目)。やっぱり何か書きたくなる。前回で第1部と何か感触が違うと書いたんだが、とりあえずの結論を得る。絵の奥行きが1部よりない。壮大なオープンセットやロケは第1部と変わらないものの、いやむしろ凄いセットを…

新劇の巨人

とタイトルを書いてみて、そういや「新劇」という言葉は今や死語になりつつあるなあと考える。元々30年近く前、自分が舞台芝居に関わり始めた頃は、いわゆる小劇場ブームであり、既に新劇というのはその文字面とは異なり、古い芝居を指し示す言葉だった。と…

坂の下のドブ川

3年に渡って放送される変則大河「坂の上の雲」の2年目が始まって、その初回(通しでは第6話)、自分はイマイチだったんだが、どうだろう。何か去年の第一部とは感触が違ってきている気がして。勿論これは放送の間隔が空き過ぎていて、去年のいい印象が強…

悠々自適

昨日は意識的に更新しなかった。年内は毎日更新を続けて、年明けあたりから徐々にペースを落としていこうかなと思っていたんだけど、考えてみれば、新年早々、新しいことを始めるんではなく、今までやっていたことを止めるってのもどうかなと思い、だったら…

ツイッターや動画配信に求められる次のもうひとつ

一時期、あっちこっちでツイッターは凄いと喜んで呟いていた著名人で、もう沈黙し始めている人が多い。まあ最初から見えていたというか、大体は、書き手としてはネット素人だった人達であり、著名人がネットに何かを書くということ、勿論それは一般人でもあ…

緑萌える草原を越えて

しかし「龍馬伝」は最後まで酷かったね。結局「うーみっ」かよみたいな。岩崎弥太郎はどうみても不幸な死に方にしか見えないし(爆笑した)。それにしても、龍馬の暗殺犯をゲストで演じた市川亀治郎の顔芸は相変わらず面白い。テレビ時代の歌舞伎演技という…

他人の不幸は幸福の出汁

さあ、今年も12月だクリスマスだ、世界中の人々が、白黒抹茶小豆ういろう柚子あと何だっけ、皆様幸せになりますように(白々)。太宰が、家庭の幸福が諸悪の基という結論に至ったように、自分にとっては自らの幸福を願う心こそが諸悪の基というのは既に確定…