電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

追憶の90年代

ニコ動はコメントが五月蝿いので(勿論、そこが面白いんだが)、どちらかと云えば、ユーチューブ派なんだが、例によって、川本真琴で何か上がってないかとチェックしてたら、「DNA」だか「1/2」だかのPVに、「90年代らしい映像だね!」みたいなコメントがついていて、ったく、今時のワカモンはこれだから、ぺっぺっとなってしまった。

言うまでもなく、「90年代らしい」なんて概念は存在してないのであって、それは80年代からしてそうなのであって、それは「バブルへGO〜タイムマシンはドラム式」が駄作だったことで、それを証明したじゃないか(と昔のブログに書いた)。

川本真琴関連は、もう片っ端からは入手している自分(現在、写真集を古本で入手するか迷い中。恥ずかしくってねえ)が、「90年代」と云うか、時代を感じたのは、あらゆる映像・音源の中でたった一度。「1/2」のTVスポットだ。サビの音に、歌詞の文字が極太明朝でカブる。

(左上から)神様は(直角右折れ)何も
(右上から)禁止(直角下折れ)なんかしてない

ああ、90年代だ(爆笑)。というか、勿論、これはエヴァであって、川本真琴のデビューは、丁度その当りの時期なんだよねえ。エヴァンゲリオンは、そういう意味ではサブカル者(?)にとっては、確かに事件であって、90年代を象徴する唯一の事象といえなくもない。だからこそ、極太明朝で90度曲がったら、今はダッセエ、なのであって、よっぽどパロディッシュにやるか素敵なオマージュにしないと、様にならない。

だって五代くんが死んじゃう(唐突なボケ)。