電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

総合雑用家らしくトークショーを総括

二見さんに、ブログネタにしていないのはメモ8だけと、催促されてしまったので(笑)、土曜日のトークショーの話など。

これぞ化学反応!?中井りん選手に対する、V一選手、玉田育子選手、佐藤瑞穂選手のプライド!T-1×ヴァリキリーコラボトーク秘話


まあ、自分が今日まで何も書かなかったのは、スタッフである自分が浮かれていてもしょうがないというのが大きく。予想以上にお客さんが来てくれて満員御礼、内容も充実したものにはなったが、さて、このままで次回も同様の集客が出来るのかを始めとして(同じにやったら回数を重ねるごとにジリ貧になってしまうだけだし)、色々考えていかなくてはいけない。

今回は有料イベントだったので、内容は基本的にトークショーに来てくれた方限定なのは前提。今後の展開としては、ネットでのライブ配信やら、ライブでなくともネット配信も考えなくもないが、それは有料イベントであることと並立するのか(無料イベントにしてチケット販促効果がちゃんとあるならそれが一番なんだけど)、つまり大会広報作業として、どれだけ意味があるのかという話でもあるけれど、今回は、マニア・濃いファンの方々へのファンサービスのイベントとしては、素晴らしいものになった。それは間違いないと思う。

が、ヴァルキリーにとって、一番必要なのは、新規顧客の開拓であり、それが例えば同業他社、ジュエルスさんからの顧客の切り崩し・取り込みだったら、意味がないと思っていて。あくまで、今まで女子の総合など見ていなかった層に刺激のあるイベントとして成立し、結果、ヴァルキリーという大会が盛り上がる方向に繋げていかないといけない。

今回、終了後に来場くださった方々からも直接・間接的に「面白かった」というお褒めの言葉を多く頂いた。二見さんという、プロレスの人であり、何よりチケットショップの社長という立場の人に司会をして頂くことで、マニアックになり過ぎず展開できたというのが一番だと思う。つまりいい化学反応が出たと。

内容についてはひとつだけ。いつもこういうことをやると、実感するんだが、ファンの方々はルールの違いなんて、あんまり気にしてないんだよなという話。今回もそれを思い出させてくれるシーンがあった(今回は出なかったが階級の話なんかだと、これがもっと顕著になる)。かと言って、ルールや階級なんてどうでもいいのだとはならない。やる側にとって一番な問題であり、やらせる側(不遜な表現)にとっては、コンセプトやポリシーの問題であるからだ。

そういう競技的な部分へのポリシーは、ファンにはあまり伝わらないし、ましてや集客には繋がらないことを、選手・関係者は深く理解した上で、それでも、個人的には、そういう基本的なことの浸透はボディーブロー的に効いてくることもあるんだと信じたいとも思っている。

二見さん、出演してくれた選手の方々、そして何より遊びに来てくれたファンの皆様、ありがとうございました。次の機会もよろしくお願いします。